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ドクター・チャンプ 


SBS 月火ドラマ「ドクターチャンプ/닥터 챔프」
テルン選手村を舞台に、国家代表選手の主治医と選手間の
葛藤と和解、友情と恋愛を描いたヒューマンスポーツメディカルドラマ

期間→2010.9.27~11.16(全16話)
曜日→月火
時間→夜8時55分
演出→パク・ヒョンギ
脚本→ノ・ジソル
出演→テルン選手村国家代表主治医/キム・ヨヌ(キム・ソヨン)、ヨヌの母/コ・ミジャ(ムン・ヒギョン)、ヨヌの兄/キム・ギョンウ(ホ・ジュンソク)、柔道国家代表選手/パク・チホン(チョン・ギョウン)、チホンの甥イルム(ソン・ジフン)、イルムの母/イ・ソクラン(ソン・ジウン)、テルン選手村医務室長/イ・ドウク(オム・テウン)、水泳女子国家代表チームのコーチ/カン・ヒヨン(チャ・イェリン)、柔道代表チーム監督/オ・ジョンデ(マ・ドンソク)、柔道代表チームのコーチ/チェ・ハムシク(キム・ヒョンボム)、選手村本部長/チョン・ホチャン(ヨム・ドンヒョン)、選手村内の食堂料理員/ユ・ミョンヒ()、73kg級柔道国家代表選手/ユ・サンボン(チョン・ソグォン)、66kg級柔道選手/ホ・テグ(イ・シオン)、柔道国家代表選手/カン・ウラム(シンドン)、90kg級柔道選手/チェ・デソプ(チョン・ウィガプ)、柔道選手/オム・ドンホ(ユン・ボンギル)、コ・ボム(イム・ソンギュ)、物理治療師/ピ・ジョンア(キム・ガウン)、水泳国家代表選手/クォン・ユリ(カン・ソラ)、水泳国家代表選手/チェ・ウンソク(ソ・ヒョンソク)、ソ教授(チョ・ミンギ)他

私は伝説だ」の後続ドラマ
視聴率 初回→10.3%、最終回→10.6%

公式サイト (予告) (掲示板) (壁紙)
innolife
gall

動画 (Netsko)

日本初放送→M-net(2011.2.3~)

2010年SBS演技大賞・10大スター賞(キム・ソヨン)、フロンティアドラマ賞受賞



↑日本版サントラ

OST試聴 & MV視聴
01. Fall in love with you - Bobby Kim MV (歌詞)
02. こんなのが愛なのか - ユリサンジャ (歌詞)
03. Perfect your love - M to M MV (歌詞)
04. My all - ペ・ダヘ MV (歌詞)
05. My way - フィソン MV (歌詞)
06. しきりに - ソ・ヨンウン MV (歌詞)


ネタバレあらすじ
■1話
後輩にビシビシ厳しく指導する大学病院勤務のキム・ヨヌは専門医に合格し、教授からフェローが始まる前に休暇を取るよう言われ喜ぶ。同じレジデントの恋人にフェローに進むお祝いでキスを迫るヨヌだが、その時、恋人の携帯に「もう言ったの?」と女からメールが届く。ヨヌに会いに来た母親がひったくりに遭い、柔道の国家代表候補選手パク・チホンは犯人を追いかけて投げ飛ばして名前も告げずに走り去る途中でバイクに接触する。ヨヌは椎間板切除の手術を受ける少女に対し、レジデント4年目の私にはとうてい無理だが、経験豊富な教授なら問題ない…半年もすれば体操を再開できると元気づける。しかし、その手術で教授はミスをしてヨヌに手術記録を偽るよう指示する。ヨヌは恋人の医師に苦しさを訴えるが、ソ教授を怒らせればフェローの話も水の泡になるぞという言葉に呆れ、この件は誰に言えばいいのか…院長か外科科長かと言った瞬間、少女の父親が目に入る。激怒した父親はソ教授の前で医療ミスを指摘して騒ぎを起こすが、逆に教授から、5年に満たないレジデントの言葉を信じて手術を20年以上してきた自分の言葉を信じないなら再手術をしようと思っていたが出来ない…他の病院へ移ってくれと言われる。院長からフェローとして残れない事を告げられて書き直した手術記録を突き返されたヨヌは、恋人に別の彼女が居た事を知ってさらにショックを受け、訴訟を起こす時に必要になるから…と少女の父親に手術記録を渡して病院をあとにする。その後、ヨヌは立ち寄った願い事を風船に書いて飛ばすイベントで風船をもらえずに泣いてしまい、ジホンの甥っ子イルムに声をかけられる。ジホンは自分を思い出さないヨヌに、「今日はよくない事があったんでしょ…でも昨日はいい事があったんじゃない?たとえば…ひったくられたハンドバッグを突然現れた素敵な男に取り返してもらったとか。医者なのに記憶力悪いな」と言って昨日の事を思い出させる。感謝を伝えるヨヌは風船に"大丈夫、みんな平気になるから"と書いて3人で風船を空に飛ばす。別れ際、ヨヌはイルムに電話番号を渡して帰って行き、イルムはヨヌを気に入ったジホンに金メダルを取るまで恋愛はダメだと釘を刺す。そんなイルムにジホンは女の子の応援が力になるのだと言い、イルムは自分の母親はなぜ叔父さんを応援しないのかと問いかける。ジホンは勝手に連れ出した事を怒る義姉に明日選抜戦がある事を知らせ、決勝戦の時間に来るよう言う。しかし、姉は自分は絶対に応援しないと言ったはずだと言い、必ず会場に来ると兄さんと約束したではないかと言うジホンに、「あの人は死んだのに…その約束を守らなきゃいけないの?」と答える。試合中にケガした体操選手は脳死となり、テルン選手村の選手の健康管理に問題があるのではと批判が集まり、医務室長にイ・ドウクが呼び寄せられ、翌日ドンウが帰国する。一方、ジホンは「今お前が金メダルを取る夢を見た…」とケガをしながら話す兄の言葉を現実にすると心に決めて試合に挑む。同じ頃、ジホンの試合を見に行こうとしてバスに乗り間違え、お金が足りなくなったイルムはヨヌに電話し、両親に電話すればいいのに…と言うヨヌに、母親は叔父さんの応援はしないし父親は亡くなったと話す。そして、風船のお礼に美味しいものをご馳走してくれるという約束の代わりに叔父さんの所へ連れて行ってほしいと頼む。順調に勝ち進むジホンだが、ふくらはぎが痛み始める。その時、イルムと一緒に姿を見せたヨヌを見て嬉しそうな顔をするが、足の痛みに座り込んでしまう。ジホンの足を看たヨヌは慌ててメスを握り、今すぐ切開しなければ筋肉の神経組織の壊死が進行して危険だと知らせる。ジホンは決勝戦が残っているからそれまでは絶対にダメだと言うが、ヨヌは聞き入れずにメスを入れるのだった。

■2話
ヨヌの応急処置によって危険な状態を脱したジホンは棄権を拒否し、監督に、兄が死んだ2年前から毎日この瞬間を待っていたのだと言って試合に挑むが、一本で負けてしまう。病院で目を覚ましたジホンは、監督から国家代表の選抜メンバーに残った事と医師の応急処置がなかったら大変な事になっていたとを教えられる。ドウクはテルン選手村に入り、かつての恋人だった水泳女子国家代表チームのコーチ、カン・ヒヨンは彼の顔を見て驚く。元気そうでよかったと話しかけるヒヨンに対して「お陰さまで」と答えるドウクは、あのくだらない奴は元気かと訊き返す。そして、それが夫の事なら元気だと答えるヒヨンに意外と長く持っているなと嫌味を言い、今後はタメ口で話さないよう注意する。足が使い物にならなくなったと言うジホンから呼び出されたヨヌは嘘をついた事に腹を立てながらも、レストランを予約したと言うジホンについて行く。同じ店に姿を見せた元カレカップルが100日のお祝いをすると知ったヨヌは元カレの頬を打ち、3ヵ月も二股をかけて楽しかったかと訊き、自分が好きだったあなたがそんな人だったとは信じられないと言って店を出て行こうとする。しかし、ジホンはそれを止めて、出て行く必要はない…出て行くのはコイツの方だと元カレを追い出そうとするが、結局耐えきれずにヨヌが店を出て行く。その後二人は店を替えて飲み、ヨヌは酔いつぶれたジホンを家に連れて行くが、目を覚ましてヨヌの部屋だと気付いたジホンがポケットから避妊具を落とすのを発見し、しかもジホンが素面のようにしっかりしている事から酔ったフリをしていたのだと呆れる。決して自分の物ではない…この服も同室の患者から借りたのだと事実を話すジホンだが、結局信じてもらえずに部屋から追い出されてしまう。翌日、再就職がダメになってソ教授に文句を言いに行くヨヌは、自分は患者の訴訟を最後まで手助けするつもりだと強気で言うが、教授は患者が訴訟を諦めた事をヨヌに知らせ、お前は医者として終わったのだと言って立ち去る。その会話を聞いていたドウクはエレベーターの中でヨヌに、医者なら医者の味方になるべきで裏切るなんて…と話し、どこも受け入れてはくれないから職業を替えるように言う。そして、元カレからテルン選手村で専門医を探しているから行ってみるよう言われて、選手村なんかには行かないと断るヨヌを見ながら帰って行く。それからもヨヌは幾つかの病院の面接を受けるが、やはり断られ続ける。そんな時、選手村に着いたジホンから"ついにテルン選手村に入村!"とメールが送られ、ヨヌは元カレの言葉を思い出す。選手村の面接を受けるヨヌは面接官のドウクの顔を見て驚き、選手村なんかには行かないとハッキリ言ってたのに…よっぽど行く所がなかったようだなと嫌味を言うドウクを見て困った顔をする。

■3話
前の病院を辞めた理由を訊かれて言葉を詰まらせるヨヌはドウクに視線を送る。その時、急患がいるとの連絡が入り、ドウクは志願者たちに患者を診断するよう言う。ヨヌはジホンの顔を見て驚きながらもジホンの診断をして、ジホンは、これでは不公平だと文句を言う本部長や、競技場で手術した事を非難するドウクに対して、自分は彼女の応急処置で助かった…彼女は実力のある医者だし自分の命の恩人だと言ってヨヌを庇う。ドウクは本部長が推す志願者ではなくヨヌを合格させ、ヨヌに合格の理由は正解に一番近かったからだとそっけなく言う。さっそく選手の診察を始めるヨヌだが選手の競技はもちろん名前すら知らず、スポーツに関心がないのになぜ選手村に来たのかと看護師たちは噂する。離婚した元夫を追い返したヒヨンはヨヌと一緒にいるドウクに目をやる。ちょうどドウクはヨヌを連れてホテルへ連れて行く所だった。ホテルに着いてドウクから翌日このホテルで韓国医療院とのMOU締結式が行われると知らされるヨヌは驚き、一緒に食事する相手がソ教授と知ってさらに驚く。同じくヨヌの登場に驚く教授は、ヨヌの解雇を締結の条件に追加してほしいと言い、腹を立てたヨヌは教授にコップの水を浴びせる。店を出るヨヌは追いかけてきて和解すべきだと言うドウクに、室長は自分の選択が間違っていなかったと思わせてくれたし普通の人とは違うと信じたかったが勘違いだったようだと言って悔し涙を流しながら帰って行く。医務室から1週間休めと指示を受けていると知った監督はジホンに休養を命じる。その夜、友人から連絡を受けてカラオケに急行するジホンは義姉を連れ帰ろうとするが、それを止める男の拳を避けて警察沙汰となり、男の妹がヨヌと知って驚く。一方のヨヌもジホンの顔を見て驚き、ケガしたと訴える兄を連れ出して新しい仕事を始めた兄に借金はしないよう言うが、医者だと思って偉そうにするなという兄とケンカ別れする。こんな仕事をして兄に対して恥ずかしくないのかと言うジホンに義姉は、あんたじゃなきゃ兄さんもあんな風にならなかったし、自分もこんな風にならなかったと言い、ジホンは、選手村からもらう手当や給料を全部渡すからイルムをひとりにしないでくれと言う。ジホンと一緒にタクシーに乗って帰るヨヌは、頑張って戦っても相手選手がより力が強くて反則をする人だったらどうするかと訊ね、精一杯頑張るしか方法はない…でも反則は必ず審判に見つかると言うジホンの言葉に、私には審判はいないとつぶやく。翌朝、ジホンの無断外泊の罰を選手全員が受ける事になり、迷惑がるサンボンは早く辞めてくれとジホンに言う。ジホンは、チクリは相変わらずだ…ワン監督を追い出しただけでは物足りないのかと言ってサンボンから殴られ、自分がチクらなくてもお前はどうせだめだと言われる。一方、ドウクは挨拶しに来たヨヌに午前中だけ診察していくよう言い、その後、机の上に置いてきた書類を持ってくるようヨヌに頼む。締結式の会場に着いたヨヌは元カレからドウクが医療事故について訊きに来た事を教えられて驚き、ドウクが教授と院長と同席しているのを見て戸惑う。ドウクは2人にヨヌの事を医務室で一緒に勤務していると話し、院長に、契約書の要求条件をひとつ追加したい…ここにおられるソ教授を解雇してほしいと言う。

■4話
ソ教授の解任を要求するドウクは、訴訟を起こさなければ今より5千万ウォン多く合意金を受け取れるとチョ・ミンジ本人が証言したと言い、自分が記者たちに話せば大騒ぎになり韓国医療院の他の医師にも影響が出るのではないかという言葉に、院長は即刻ソ教授を解任する。その後、ドウクは裁判に関する資料かのように装った封筒をヨヌに渡して顔と名前を覚えるよう言って帰って行くが、その封筒の中身は選手村の監督やコーチの写真とプロフィールだった。ヒヨンの夫が女と居るのを見たドウクはヒヨンを別の場所に連れて行き、食事会の話をしながら夫は何の仕事をしているのかと訊ねる。ホ・テグから話を聞いたチェコーチはヨヌに、どんなにジホンが好きでも夜に呼び出すなと注意し、自分が外泊させたと思われていると知ったヨヌはジホンに怒って誤解を解くよう言う。監督から当日の事を訊かれたジホンは、兄嫁がカラオケのホステスをしていると後輩から電話があって出て行っと話し、ヨヌと会ったのは偶然で、ヨヌと無断外泊は無関係だから誤解しないでほしいと説明して謝る。あるボクシング選手を医務室に呼び出すドウクは選手に肝硬変である事を知らせ、運動を続ければ命の危険があるためにすぐに荷物をまとめて選手村を出るよう言うが、選手は監督に話をせずに姿を消して皆を心配させる。選手を発見したドウクは、選手村を出るならいっそ死んだ方がましだ…これからどうすればいいのか…移植するにも自分は孤児で家族は居ないし行くあてもないのだと言う選手に、生きていれば何でも出来るし、移植は提供者を待てばいいと言い、選手は、何が孤児だ…自分を実の父親のようだと言っていたではないかと言う監督の言葉に涙を流し、監督に送られて選手村を出て行く。監督に告げ口したのはサンボンではなくテグだったのだと知ったジホンは、サンボンに「違うなら違うって言えよ」と声をかける。ジホンの外泊理由を嘘だと思っているサンボンは、そんな言い訳をして兄さんやお義姉さんに恥をかかせるな…兄さんはお義姉さんにそんな事をさせる人じゃないと言うが、ジホンから兄が死んだ事を知らされて驚く。ドウクを車に乗せて家まで送るヨヌは今日感じた事を話すよう言われ、「あの選手は理解できません…朝に話を聞いたなら早く出て行くべきでしょう。状態がそんなに深刻なら」と答え、選手の気持ちを全く理解出来ていない事からドウクは、ヨヌ先生はいつになったら正解するのか…と言う。その後、ヨヌはジホンからの電話で自分が食事に誘っていた事を思い出すが、謝って今日は行けないと言う。家の前でヨヌの帰りを待っていたジホンは空腹で死にそうだと言ってヨヌの部屋で自らラーメンを作り、火傷してしまう。ジホンにボクシング選手の話を聞かせるヨヌは、選手村の医務室で頑張る決意を表し、ジホンは国家代表選手と国家代表の主治医としてラーメンで乾杯する。翌日、ヒヨンの夫に会ってホテルで女と一緒の所を目撃した事を教えるドウクだが、2人がすでに離婚していたと知らされて驚き、選手村に戻って、離婚を黙っていたヒヨンを黙って見つめる。ケガが完治して練習に参加できるようになったジホンは感謝の印として、背中に選手のユニフォームのように名前の入ったガウンをプレゼントする。そんな中、フェンシングの選手がヨヌの処方した薬が原因でドーピングにひっかかって金メダルをはく奪された事が明らかになり、緊急対策会議が開かれる。

■5話
選手が試合に出なかったと知って少し安堵するヨヌだが、コーチはメダルをはく奪されたも同然だと怒る。ヨヌは試合前日の投薬は厳禁だとわかっていたが投薬したのが前日とは知らなかったと説明し、本部長はヨヌが試合の日を確認しなかった事に激怒する。ドウクはヨヌに試合の前日という事をきちんと伝えなかった選手も基本がなっていないと話し、ドーピングに対して選手に教育できなかった自分や監督、村長にも大きな責任があるのではないかと言う。結局、選手がヨヌの処罰を望まなかった事からヨヌはクビを免れるが、すぐに選手の間でヨヌの噂は広まり、ジホンは落ち込むヨヌを元気づける。しかしジホンは、なぜ自分はいつも室長を困らせてばかりなのかと言うヨヌの言葉に腹を立てながらも、あなたは医師である自分の治療を受ける患者でしかない…私の事など気にしないでいい…私はあなたに慰めてもらおうとは思わないと言われて黙ってしまう。その後、チェ・デソプの計らいでジホンはサンボンと飲む事になり、長い間のわだかまりを解く。翌朝、本を取りにドウクの家に立ち寄るヨヌは、ドウクの本の間に写真が挟み込まれているのを見つけるが、ドウクはすぐに写真を隠して、これは大事な本だから貸し出せないと言って本を本棚にしまい、突然のドウクとの急接近にヨヌはドキリとする。産休明けで選手村に出てきたソ・ムンスク物理治療師はドウクの顔を見て驚く。ドウクの選手時代を知るムンスクは医務室長として選手村に戻って来た事を喜ぶが、ドウクは自分の過去は黙っていてほしいと頼むのだった。どの選手もヨヌの受診を避ける中、以前検査を受けていた選手がヨヌを訪ねる。ヨヌから梅毒だと告げられた選手は夫の裏切りを知ってショックを受けながら、自分は顔を知られているために病院には行けないからとヨヌに治療してほしいと頼む。一方、ドウクが元夫から離婚した事を聞いていたと知ったヒヨンはドウクに、選手村には自分に復讐でもするために来たのか…なぜ元夫に会ったのか…離婚したと聞いて気分がいいかと訊き、ドウクは、悪くはなかったと言って立ち去る。ペニシリンでショック状態になっては危険だからここでは治療できないと断るヨヌだが、結局、結婚半年で夫に裏切られ、病気が噂になる事を恐れる選手の頼みを受け入れてペニシリンを注射する。しかし、選手はショックを起こして倒れ、ヨヌは必死に蘇生術を施して選手を蘇生させる。この事でヨヌは再び解任の危機に瀕する事になるが、患者の状態を口外する事は正しくないと考えると言って最後まで選手の秘密を守ろうとする。一方、ジホンはヨヌが自分の病気を公表するはずだと決めつけている選手を説得し、選手は会議室へ来て事実を話す。最後まで本当の事を言わず失望した…選手が現れなかったらどうするつもりだったのか…こんな事で辞めるほどここは君にとって何の意味もないのかと言うドウクは、それなら自分はどうすべきだったと言うのか…患者の秘密をバラして自分は悪くないからここに置いてくれと言うべきだったのかと言うヨヌに、「それはダメだ…君は自分を選んだ事を後悔しないかと訊いただろ…悪くはない…生真面目な所も面白い。これは褒めてるんだ」と言い、ヨヌの元に駆け付けて来たジホンはそんな2人を見て驚く。

■6話
ジホンは2人が一緒に食事に行くのを阻止しようと仮病を使ってヨヌを引きとめる。そして、あの男と食事に行かせるのが嫌だった…なぜ嫌だったか訊かないのかと言ってみたり、自分はあなたを男として見ていないというヨヌの言葉に「なぜ?俺、男なんだけど」と言ってキスしようとするがヨヌに軽くあしらわれる。その後、男として見られていない事をユリに相談するジホンは、手を胸に当てて自分は男として感じるのにと言って抱きつくユリを見て、ヨヌが今の自分と同じ気持ちなのだと理解する。翌日、ジホンは事ある毎に見るヨヌの幻想に苦しむ。同じ頃、ヨヌは相変わらず選手や監督から実力を信じてもらえずに落ち込んでいた。そんな中、フェンシング選手が肩を脱臼させるが、監督はヨヌの治療を拒む。そこへ駆けつけたドウクはヨヌを退かせて自ら脱臼を治し、ヨヌはドウクが自分の味方なのかどうなのかがよく分からなくなるのだった。夜、医務室の飲み会で看護師から選手村に来た理由を訊かれたヨヌは、スポーツ選手も病気になれば患者になる…普通の病院と特別違いはないと思うと答えるが、ムンスクは違うと言う。酔ったヨヌは飲み会のあとでドウクに、脱臼の処置をなぜ自分にさせてくれなかったのか…失敗したなら少なくともチャンスは与えてほしかった…スポーツ嫌いな自分が選手村に来たのはお金のためだ…兄がまた作った借金を返さなければいけないからだ…でも頑張っていきたいと思った…なぜなら室長に認められたかったから…室長を失望させるのがものすごく嫌だったのだと一方的に言い、よろめいた所をドウクに抱きとめられて「室長…すごく変です」と言って眠ってしまう。翌日、水泳のチェ・ウンソク選手が突然選手村を出ると言い出し、本部長とヒヨンは体力測定を強要していたドウクに、今後はウンソクに干渉しないよう言う。そこでドウクは解ったと返事し、今後彼に何があっても…どんなケガをしようとどんな事故に遭おうと第二のソン・アルム(1話で脳死状態となった体操選手)になろうと、自分に責任を求めないでくれと言う。ヨヌの治療を受ける者がいないと知ったコ・ウンミ選手はヨヌに会って、自分のせいで誤解させたのに事情を話すわけにいかずに申し訳ないとないと謝り、会議の前にジホンの説得があった事を教える。急いでジホンがいる道場へ行くヨヌは柔道チームが現地訓練に行った事を知らされる。一方、ジホンはユリに想いを寄せるテグからユリがなぜ"クンディンイ"と呼ぶのかと訊かれて、自分のお尻に惚れたらしいと答える。ドーピングセミナーに出席するために同じ場所に到着したドウクはヨヌに子供の頃に海で泳ぐのが好きだったと話し、足は生まれつきではなく事故だったと教える。柔道に集中してヨヌを断ち切ろうとするジホンだが、思いもよらずヨヌから心からの感謝を伝えられて驚き、スポーツ選手だって恋愛していいのだ…自分は愛する人のためにより頑張れると思うと言うサンボンの言葉に勇気をもらって再びヨヌに会いに行く。ドウクとヒヨンの過去の関係に気づいたヨヌは2人も同席している食事会に参加する。話の流れから離婚を公表したヒヨンは様子を見に来たドウクにアメリカへ帰るよう言い、私と顔を合わせるのは気まずいはずだ…私は下半身マヒになったオッパを捨てた…医務室以外にもいくらでも仕事はあるのだからここに居る理由はないはずだと言うが、ドウクは「俺が君を忘れられないんだ」と答える。

■7話
14年間ずっと君の事を考え、毎日殺したいほど恨んだ…出来るなら復讐したいと思ったが面白味がなくなった…それほど君が幸せそうでなかったからだと言うドウクは、ここには君のために来たのではないから気まずくても我慢してくれ…君には感謝している…君が居なければ今も車いすに乗っていたかもしれないからだ…君を恨む力でここまで来れたのだとヒヨンに言って立ち去る。一方、「俺が君を忘れられたかったんだ」という言葉だけを聞いて立ち去ったヨヌはジホンにドウクに好きな人がいると教えて、今わかってよかった…今なら忘れられるからと言い、他に好きな人がいる人を好きになるのは一番バカな事だというジホンに同意する。ジホンはそんなヨヌのために風船を用意し、今度は自分だけの願い事を込めさせて飛ばそうとするが、突然雨が降りだして飛ばせずに終わる。数日後、ドウクを訪ねるヒヨンは、あの時20歳そこそこだった私は下半身マヒで一生歩けないあなたのそばにいなければいけなかったのか…逆の立場だったらあなたはどうしたと思うのか…これ以上私を罪人扱いせず過去の事は忘れてほしいと言う。義姉が保険会社に就職したものの実績のないため苦労していると知ったジホンは選手たちに保険の勧誘をしてまわる。そして、ユリには選手たちをヨヌの診察を受けに行くよう言い、腹を立てるユリに、自分が金メダルを獲った時にしていた柔道の帯を渡して激励する。ドウクは遠征する水泳チームに同行する事になり、村長は誰もヨヌの診察を受けに来ない事からドウクの不在中はソウル医療院から専門医に来てもらおうと提案するが、その時、ジホンに頼まれたウラムがヨヌの診察を受けにくる。レントゲンでは異常が認められないが足首の痛みがあちこち変わる事を気にするウラムにヨヌは原因を見つけると約束する。少しずつヨヌの診察を受ける選手が現れだしたある日、足を痛めたジホンは、靭帯が伸びているために6週間安静にするようヨヌから診断されるが、代表を外される事を恐れるジホンは監督に足の状態を黙ったまま2週間後の東南アジア大会で頑張ると言い切り、鎮痛剤とテーピングで練習を続ける。そんな中、チェ・ウンソクの尿から禁止薬物が検出される。ウンソクが処方された薬以外飲んでいない事を主張するヒヨンや本部長は、ドウクに手を引いた主治医に代わって聴聞会へ出席するよう頼むが、ドウクは以前ウンソクに干渉するなと言われた事を理由に断り、追いかけて来てさらに頼むヒヨンに、そんなふうに切実に頼むのはウンソクの担当医にすべきだと言って去って行く。その夜、酒に酔ったドウクはヨヌに家まで送られ、俺はどれほどくだらない男なのか…頼みを拒絶した…くだらないやり方で復讐したんだ…10年以上この時を待っていたのだ…これで終わったのだ…事故に遭った日から今まで自分の時間だけが止まってしまった…なぜこんなに忘れられないのか…なぜこんなに過去に縋っているのか…なぜ俺だけ…と言って眠ってしまう。ウラムに足首の治療法を見つけたと教えに行くヨヌは、ジホンが先を見ずに目の前の試合の事しか考えない事からオ監督にジホンのケガについて話す。怒った監督から退村を命じられたジホンは、ヨヌに何をしたのかと問いただす。

■8話
29という年齢を考えても最後のチャンスと思うジホンは、退村させないでほしいと跪いて頼むが監督は聞き入れない。そこでジホンはヨヌに、あんたのせいで選手村を追い出される…靭帯のケガなんていくらでも耐えられた…あんたは俺の夢を壊し、俺の人生を終わらせた…死んでも許さないと言い放つ。そして、毎晩寝る前に叔父さんに金メダルをとらせてあげてとお願いしていたというイルムからの電話に涙を流し、翌朝、静かに選手村を出て行く。ウンソクの診療記録を確認してドーピング検査で引っかかった薬物は処方されていなかった事実を知ったドウクは、検査に出すためにウンソクの部屋からドーピングが疑われるあらゆる物を持ち出すようヨヌに言う。そんなドウクにヨヌは、ウンソクに関わる事を拒否したのに何故撤回したのか…もしかしてカンコーチのためかと訊くが、「俺が好きなのか?まるで嫉妬してるように聞こえる」と言われて黙ってしまう。義姉を訪ねるジホンは、簡単に選手村を追い出された事を見抜かれ、あなたは何一つまともにやり遂げた事はない…いつもこんなふうに人を失望させる…セヒョンさんにとって常に情けない弟だった…いや、こんな情けない弟を最後まで諦められなかったセヒョンさんがより情けない人だったのかもしれないと言われる。サンボンから、監督に所見書を見せる前に本人に話したのか…監督はケガしたら即退村だと言うのが口癖だ…でもケガしても退村にならない選手がいるのに先生のせいでジホンは退村になった…時間がある時にでも選手の治療チャートを見てはどうかと言われたヨヌは、ジホンと同じように全治6週間の診断を受けながら練習を続けている選手が居ると知って、オ監督に、選手を追い出すために所見書を利用したのか…休むためには所見書が必要だと言ったではないかと怒りを露わにする。ドウクから、それは仕方ない事で医師としては治療するしか出来る事はないと言われたヨヌはジホンに会いに行き、本当に申し訳なく思っていると謝り、靭帯を切断して手術となればより長い間柔道できなくなるのが心配だったのだと言って、今後も引き続き治療すると言うが、ジホンは無視して行ってしまう。聴聞会に遅れて到着したドウクは、禁止薬物が検出されたウンソクが使っていた鼻炎用のスプレーを示しながら、ウンソクの母親が処方された物だが効果のあったために息子に薦めていた事実を話し、これを使用してもタイムは短縮されなかった事も付け加えて説明する。ヨヌがジホンを追い出したと聞かされたユリはヨヌに何故そんな事が出来るのかと怒り、今まで来ていた患者は皆ジホンが頼んでいた事を教える。夜、ムンスクに頼んでいた運動治療プログラムを持ってジホンを訪ねるヨヌは、あんたの助けは受けたくないと言うジホンに、自分もあなたの助けは受けたくなかった…選手たちが受診に来たのは風船の効果だと喜んだ自分が恥ずかしくてたまらない…私は人に助けられるの嫌いだ…これで公平になるから嫌でも私に助けを受けるべきだ…早く治してほしい…これは本心だと言ってプログラムを置いて帰る。翌日、ヨヌはジホンにもらったガウンを着た写真を撮ってジホンの携帯に送信する。食事会の途中で足が痛み始めたドウクはヨヌに家まで送らせ、鎮痛剤を打って眠る。机の上に置かれた本の間に挟まれた写真を見てドウクの言葉を思い出すヨヌは心配して訪ねてきたヒヨンを招き入れ、室長に必要な人は私ではなくコーチのようだから…と言って帰って行く。ヨヌの帰りを待っていたジホンは、着たらいい事が起こると言ったガウンを着たが何ひとついい事がなかったと言うヨヌに、治療を任せるから1ヶ月後の二次選抜戦に出場できるようにしてほしいと言う。そして、涙を流して「出会った時からわかってたけど、ほんとに困った人。死ぬまで許さないって言っておいて」と言うヨヌに言う。「許すのは嫌だけど…俺もこんな自分が嫌だけど…あなたが好きなんだ、俺。狂いそうなほど」

■9話
ヨヌに告白したジホンは、他に好きな人がいる人を好きなのは一番バカな事だと言ったのに…と言うヨヌに、気持ちの整理をしたと言ったじゃないかと話し、治療しに行くのを待っているよう言う。一方、目を覚ましたドウクは、なぜこの写真をまだ持っているのかと訊くヒヨンに、持っていたのではなく捨てられなかったのだと答え、もう来ないでほしいと言う。翌日、ユリからの電話に出るジホンは治療のために選手村を訪ね、ヨヌの治療を受けると知ったユリは腹を立てる。医務室でドウクに部屋に呼ばれ、二次選抜戦までに完治させて戻って来る事を願っていると言われたジホンは、ヨヌをどう思っているかと質問し、「生真面目で融通が利かず、ユーモアセンスもなく、服もダサく化粧も出来ない」と答えるドウクに同意して、男の好きなタイプじゃないですよねと言うが、ドウクは「俺の好きなタイプだ」と答えてジホンを慌てさせる。治療を終えてヨヌの車に乗るジホンは、無理せずに次の選抜戦に出てはどうかと言うヨヌに、今度のアジア大会に出ようと思えば選抜戦で2度一位にならないといけない…あなたに足を切られて一次では優勝できなかったから残りの選抜戦で2度優勝しないといけないのだと教え、不安を感じないために自分は明日の事は考えず今日の事だけを考えていると言う。新作水着の発表会でヒヨンの元夫に会ったドウクは、自分たちはやり直そうとしている所だと言い、怒るヒヨンに、自分ならあのくだらない奴よりずっと幸せに出来ると言う。週末、ドウクはヨヌを同行させて先輩が監督をしている少年サッカーチームの子供たちに会いに行く。その帰り、ヒヨンからの電話にわざとドウクがヨヌと一緒に居ると言った事から、ヨヌは車を降りて帰る。ヨヌの帰りを待っていたジホンは、今日は特別な日だから12時まで一緒に居ようと言う。サウナで席を外した間に掛ったイルムからの電話に出たヨヌは今日がジホンの兄の命日だと知り、すぐに家に帰るよう言う。ジホンは、命日を忘れていたわけではなく、自分のせいで起こった事故で兄は亡くなった…家に居たら兄嫁にその話をされそうで…それをイルムに知られそうで兄の命日は家には帰らないと打ち明け、一緒に過ごしてくれた礼と一緒に居させた謝罪をして背を向けて歩き出す。翌日、ヨヌはジホンを連れ出し、膝の点検だと言って登山に誘う。一方、昔よくデートをした場所にドウクを連れて行くヒヨンは、思い出の場所が全てが変わるほど時が経った…14年とはそれほど長いのだ…自分に対する思いは…それが憎しみや恨みでも全て捨ててほしいと言い、ドウクは、憎しみや恨みは捨てたが1つだけ捨てられないものがある…それも捨てられるとは言い切れないが努はしてみると言って帰って行く。山頂まで登ったジホンは、柔道をやめて遊んでいた時期があり、あの日も警察に居た自分を迎えにくるために兄が呼ばれ、その途中で交通事故に遭った…血だらけで気を失っていた兄が目を覚まして「お前が金メダルを取った夢を見た」と言った…兄の最期の言葉はイルムの事でも兄嫁の事でもなくそれだった…だからまた柔道を始めたのだとヨヌに打ち明ける。ジホンに足の状態を訊ねるヨヌは、リハビリ治療の完了を伝えて練習に戻るよう言い、感謝するジホンは、自分が選抜戦で一位になって選手村に戻るまで室長とは何もしないよう頼む。選抜戦前日、ヨヌは足首の治療をしたウラムから東アジア大会で銅メダルを取れたと感謝され、ドウクはヨヌにジホンが出場する選抜戦に行くよう言う。夜、試合が終わるまでは会わないと言いながらも何の連絡もしてこないと冗談めかして怒って電話してきたジホンにヨヌは医務要員で選抜戦に行く事を知らせ、見守っているから頑張れと伝える。そのままヨヌに会いに行くジホンは、前にヨヌが家にあったものと似ていると言って見ていたギターを渡し、「頑張って」ともう一度言ってもらって笑顔を見せる。

■10話
ヨヌの“頑張って!”という言葉を思い出して笑顔になるジホンは、電話で“大好きだよ”と伝えるイルムに自分も大好きだと答えて選抜戦に臨む。ジホンは準決勝まで順調に勝ち進み、昼食の席でオ監督とチェコーチと顔を合わせたヨヌは、ジホンがこんなに早く復帰できると分かっていたら所見書は取り戻したい…今度から全治にどのくらいかかるかの決断は慎重にしなければいけない…可哀相な選手が追い出されないようにと言って席を立つ。その後、ジホンに声をかけるヨヌは、試合の時は普段とは別人のようだと言い、昨日のギターの礼を伝える。その時、ドウクから電話が掛り、ヨヌは「幸運を祈る」というドウクの伝言をジホンに伝えて、自らも「幸運を祈る」と言う。ジホンは準決勝で勝ち、サンボンも額にケガしながらも勝利して2人は決勝に進む事になる。サンボンはケガの処置をするヨヌに、自分に妹がいたら紹介したいくらいジホンは良い奴だと話し、サンボンが5針縫ったと知ったジホンは心配しながらも、気持ちが弱くならないようサンボンとは会わずに決勝戦に臨む。同じ頃、選手村でヒヨンはドウクが自分を混乱させるとムンスクに相談を持ちかける。彼の事を考えないようにしても思い通りにならない…自分を憎んでいると思っていたが、そうではなく心が痛い…やり直したいと思うのはおかしいだろうか…と言うヒヨンにムンスクは、世の中に良い男はどれほどたくさんいるか…なのになぜ別れた男とまた付き合うのか…自分は反対だと言う。その後、ムンスクはドウクに離婚間もないヒヨンを混乱させるのはどうかと思う…やり直す気なのかと訊き、黙るドウクに、何を考えているのか…あなたがこうなったのはヒヨンのせいだ…あとになってもしその事をヒヨンが知ったら…と言うが、ドウクは、その事は秘密にしてくれと言ったはずだ…自分は選抜戦の事故でこうなったのだと言い、あらためて自分の足はヒヨンのせいではないと言い切る。決勝戦でジホンはサンボンに勝利するが、サンボンは頭から床に落ちて頸椎を骨折してしまう。授賞式を終えて病院に駆けつけ、サンボンが下半身マヒになったと知ったジホンはショックを受けて膝をついて号泣する。翌日、緊急会議で無意味に問題点を指摘する役員たちにドウクは、これは事故でありジホンは加害者ではない…事故に遭った本人も誰かが責任を取って退く事を望んでいないはずだ…それは同じように選抜戦でケガをして足がこうなった自分だからよく解ると言い、下半身マヒの判定を受けて1年近く寝たきりになっていた事を打ち明け、あの時自分が望んだのは誰かが責任を取って退いたり罪悪感で苦しむ事ではなかった…あの時自分が一番望んだのは誰かが会いに来てくれる事だった…あの時みんな申し訳なさと怖さから会いに来なかった…この件で誰かが責任を取らなければいけないなら自分が取ると言い切る。会議を終えて力なく車に乗ろうとするドウクに代わってヒヨンが運転してドウクは家に帰り、帰ろうとするヒヨンを引きとめる。一方、誰からの電話にも出ないで姿を消したジホンはヨヌの何度目かの電話に出て、なぜイルムや自分の電話に出ないのかと怒るヨヌに「会いたい…怖いんだ」と言い、居場所を言わないまま電話を切ってしまう。

■11話
実家へ帰ったヨヌは母の前で涙を流し、室長と困り者の選手のせいで胸が痛いと言う。翌日、サンボンの意識が戻ったと知らされたヨヌは病室に駆け付けてドアを開けるが、そこにはサンボンに語りかけるドウクがいた。自分の過去について話したドウクは、医師の話を全て信じる必要はない…奇跡は起こる…まさに自分が歩く奇跡なのだから信じないとは言うなと言う。ヨヌは会議で全てを打ち明けたドウクを心配するが、ドウクは、君が心配するのは自分ではなく他にいる…事故のあと一番つらいのはケガをした者ではない…自分をケガさせた選手は廃人になってしまったと言い、ジホンを気遣ってやらなければいけないと言う。そんな中、オ監督は連絡のとれないジホンの入村期限を翌日の2時と決める。夜、ジホンの家を訪ねるヨヌは、入村しなければならないから戻るだろうと淡々と話すジホンの義姉ソクランの言葉に冷たさを感じながらジホンを思う。翌日、時間ギリギリになって入村したジホンは練習には参加するがサンボンのお見舞いは拒否する。サンボンは意識が戻ったあと話をしようとせず、父親はしばらく柔道関係者と会わない方がよいだろうと言って見舞いに来た選手たちに帰ってもらう。ドウクとの食事のために選手村を出ようとするヒヨンを見かけた元夫は、ドウクの気持ちを誤解しているようで可哀相になると言い、ドウクのケガについて事実を話す。すぐムンスクに会うヒヨンは、ドウクのケガは選抜戦ではなく、その前の登山で自分を庇って落ちた事が原因だというのは本当なのかと確認する。その頃、ドウクは1996年産のワインを準備してレストランで待っていた。遅れて姿を見せ、あの夜は事故の記憶を甦らせたあなたが可哀相に思えた…ただの慰めだったのにもしかして誤解しているかもと思って…と言うヒヨンにドウクは驚きながらも、自分もあの夜は君でなくても誰でもよかったのだと答え、選手村に戻ったヒヨンは泣きながらムンスクに、事実を知ったのに彼に謝らなかった自分は悪い女だ…でもいっそ骨の髄まで悪い女ならよかった…それなら気付かないフリをしたままやり直せるのにと言う。翌日、ドウクはヨヌに治療を一緒にしようと言い、ヨヌの間違いを次々と正していく。そんな中、膝の痛みを訴えて診療室に来たジホンが心理的なものから痛みを感じていると思ったドウクは、ジホンに消炎剤を出すから練習に戻るよう言いながらビタミン剤を処方する。ヨヌはドウクに腹を立てるが、ドウクはヨヌがいつまでも検査機器の結果だけをみて診断する問題点を指摘し、ジホンは必ずあの薬で良くなるはずだと言う。その言葉どおり、翌日ジホンは薬が効いて膝がよくなったとヨヌに言う。今月中に今より良い医療機器を入れるよう本部長に言うドウクは、サンボンの見舞いに行くからジホンを連れてくるようヨヌに言う。ヨヌからサンボンの見舞いに誘われるジホンは、自分は何も悪くないのだから行かないと言い、柔道ができないのは膝のせいではなく心理的なものだと教えるヨヌに、自分がどうなろうと気にする理由はないはずだ…自分には興味なかったんじゃないのか…君が興味を持っていたのは室長だったはずだと言う。そして、最初からあなたは私の患者だったのに気にならないわけはない…どうしても復帰出来るよう手助けしたい…そのためにはユ・サンボン選手に会う方がいいと言うヨヌに、それより良い方法がある…いま俺には慰めが必要だからと言って力づくでヨヌを引き寄せようとしてドウクに止められる。

■12話
医務室の主治医を何と思っているのか…これを機に柔道を辞めてはどうか…国家を代表するにはやる事がくだらなさ過ぎると言うドウクは、ジホンを置いてヨヌと2人で見舞いに行く。ヨヌと共にジホンの訓練の様子を見に来たドウクは、オ監督にドウクが心理的な問題を抱えている事を認め、ヨヌが責任を持ってジホンが再び柔道が出来るようにしてみせると言う。夜、サンボンを見舞うヨヌは、オリンピックの映像を観てケガしながらも素振りさえ見せずに戦う姿は本当に格好よかったと眠るサンボンに語りかけ、医師に相談しながらジホンがサンボンに会おうとするには自分は何をすべきかと考える。夜、ヨヌは母に父親がつらい時に何と言って慰めたのかと訊ね、不渡りを出して落ち込む人に元気を出せと言っても無理な話だ…ただ抱きしめただけだと答える母の言葉に、だからと言って自分がジホンを抱きしめるわけにはいかない…と悩む。翌日、オ監督から日本との親善試合までに回復させるよう休みを与えられたジホンの元にギターを抱えたヨヌがやって来る。ジホンはギターを弾きながら歌うヨヌに視線を送ってヨヌの気持ちは理解するもののヨヌを遠ざけてしまう。ヒヨンからドウクと付き合っていない事を知らされたヨヌは最近のドウクの様子から彼がアメリカへ戻るつもりでいるのだと気付き、ドウクの部屋を訪ねる。ヨヌは2カ月後のアジア大会が終われば帰る事を認めたドウクの無責任さを責め、選手村の医務室で働くのが長年の夢だったと言ったはずだ…たかが女性の事で夢を捨てるなんて…私ひとりで頑張るから室長は帰ればいいと怒って帰って行く。イルムに誘われてTVを観るジホンは、練習で相手をするのに一番やりづらい選手がいる…それは上手だからではなく友人だから…彼に悪くて階級を上げようかと思ったが監督から反対された…とにかく彼が選手村に戻って来てくれて嬉しいと話すサンボンの言葉に涙を浮かべる。その後、ジホンはヨヌを呼び出してサンボンの病室まで同行してもらって病室に入るがサンボンから消えろと怒鳴られ、ヨヌは肩を落とすジホンを黙って抱きしめる。その後、ジホンはオ監督に柔道を辞める事を伝えるが、監督は、お前は国家代表の監督として自分の望むタイプの選手ではないが柔道の先輩として、こんなふうに柔道を辞めるのは望まないしサンボンも同じ考えだと信じていると言い、柔道着に着替えて自分を倒すまで相手をするように言う。親善試合で技ありで勝ったジホンはヨヌからのメールを見てヨヌの元へ駆けつけるが、ヨヌがドウクと一緒に外出するのを見て背を向けてしまう。医務室の予算の話し合いでドウクが自分のために医療機器を一新させようと局長を相手に本当ならつらいはずの自分の足の話を笑いながらした事に反発するヨヌだが、ドウクは、事故のあと夢が壊れて無力と絶望の中からリハビリを決めた瞬間、自分は選手村の主治医になって自分のような選手を出さないようにしなければいけないと思った…医師として選手村に来た日、自分の人生が終わった場所だが自分は全ての絶望を克服して戻って来た…すごいだろうと思ったが、ヒヨンに再会して悟った…過去の傷は全て忘れたつもりだったがそうではなかった…自分は何一つ変わってなかったし、流れたと思っていた時間は止まっていたのだ…会議でケガの話をした日、ものすごく彼女に会いたかった…こんな自分は国家代表の主治医の資格はない…君は自分よりずっといい主治医になれる…行くまでに君のためになるなら何でもする気でいる…それが今日のように自分の傷をえぐってもだと言い、自分にはまだ室長が必要だと言うヨヌに、自分でなくてもどんな医者でも医務室長になれば室長なのだと言う。翌日、ジホンがドウクに会いに来る。

■13話
自分にはキム・ヨヌ先生しか居ない…彼女に手を出すなとジホンから言われたドウクは、ジホンの言葉を受け入れた上でヒヨンとは別れた事を伝え、女性問題に興味を持つほど少しずつスランプを克服しているようでよかったと言う。ヒヨンを呼び出すヨヌは、ドウクが選手村を辞めようとしている事を知らせて引きとめてほしいと頼み、立ち去ろうとするヒヨンに、14年も忘れられなかった人だ…結婚しようと離婚しようとずっと愛していたのだ…受け入れる気持ちがないなら初めから揺さぶってはいけなかったしグラつく姿を見せるべきではなかったと言う。しかし、ヒヨンからドウクの足は自分が原因だったのだと知らされ、あなたなら、それでも付き合えるかと言われて何も言えなくなる。サンボンに会うドウクは、オリンピックで金メダルを2度も取ったら年金も結構もらえるだろう…ずっと柔道ばかりで辛かったはずだ…これからは気楽に生きてはどうか…悪くないと思わないか?…前に奇跡はあると言ったが、このままでは奇跡は絶対に起きない…自分の望む未来が何かを考えてみろと言う。その夜、ヨヌはドウクにヒヨンがドウクを諦めた理由を話し、ドウクと付き合いたくないのではなく付き会えなくなったのだと言う。その後、ドウクに呼び出されたヒヨンは、自分は罪悪感で壊れてしまった器だ…あなたがどんなに大きな愛を注いでもそれを溜められない…私は14年前にあなたから笑いを奪った…再会してからお互いに向かって笑った事があるか…一度でもお互いを思い出して笑った事があるか…私たちはお互いにとって辛い記憶でしかないのだと言い、ドウクを抱きしめて、あなたは明るく笑う時どんなに素敵か知っているか…残りの日々は幸せになってほしい…そうすれば自分の罪悪感も少しは流せるから…と言う。毎日サンボンの父親に追い返されるジホンは、サンボンに渡してほしいとヨヌに封筒を渡す。封筒には様々な海の写真と、選抜戦の直前に一緒に行こうと約束していた済州島の写真が入っていた。ジホンを恨んでいるかとサンボンに訊くドウクは、事故が起きた瞬間に2人は運命共同体になってしまった…君が一生泣けば彼も一生泣く事になるし、君が笑って初めて彼も笑う事ができる…同じ傷を一生抱えて生きなければいけないなら、お互いに重さを減らすべきではないかと言う。翌日、ドウクたちを呼び出すサンボンは、歩いて病院を出て行くという目標に向けてリハビリを始めると言い、自分は自分の事だけを考える事にするからジホンの事は先生が気遣ってくれと言い、その事はすぐにジホンに知らされる。その後、公園で休むヨヌはジホンに冗談を言って笑わせ、久しぶりに笑顔を見せたジホンに、いま何を考えているのかと訊く。笑ってはいけないという思い…死ぬほど苦しいのにあなたと一緒に居る事をこんなに喜んでいいのかという思いと答えるジホンだが、そこへドウクから呼び出しの連絡が入る。ヨヌはジホンに帰るよう言って病院へ駆けつけるが、ジホンはそのままその場で待ち続け、戻って来たヨヌに手を引っ張ってもらって立つ。「したい事があって…」という言葉に「何を?」と訊き返すヨヌに、「訊いた事を後悔するかもしれない」と言ってキスをする。

■14話
翌日、ヨヌは母親に友人の話として、好きな人がいるのに別の人とキスしたが突然すぎて何もできなかったのは何故だろうかと問いかけ、彼女も彼に気があったのだろうという返事に驚く。そこでヨヌはジホンを呼び出して、昨日の事は何の意味もないから変なふうに思わないでほしい…友達として気楽に付き合おう…自分はあなたと付き合うなんて考えた事はないと言うが、ジホンは、自分は君の手を繋ぎたいし触れていたいから友達にはなれない…自分が望んでいるのは友情ではない…自分に全てを与える気がないなら何もしないでほしいと言う。ヨヌを呼び出すヒヨンはドウクときちんと終わらせた事を知らせ、今日がドウクの誕生日だから祝ってやってほしいと言う。部屋替えでウラムと同じ部屋になるジホンだが、サンボンと使っていた部屋を動きたくない理由からボムと同室になったテグに姉の会社の保険に入る事を条件に部屋を代わってやる。ボムは自分の車を傷つけたユリに会いに行って弁償させようとするが、ユリが心配になったジホンはボムを追いかけ、ユリが車に傷をつけた事実を知って驚く。ドウクのためにケーキを準備するヨヌは仕事のあとドウクに、あと5時間半自分と一緒にいてくれと言って一緒に食事し、ドウクが行きたかった場所であるスケート場で一緒に滑る。ユリからボムに絶対勝つよう言われたジホンは選手村に帰って来たヨヌとドウクを見かける。ジホンの視線を感じたドウクは、残りの1時間は去る自分ではなく君のそばに残る人のために使うのはどうかと言って帰って行く。翌日、ずっと咳が止まらずにレントゲンを撮りに診療室に来たユリは「ジホンオッパが嫌いですよね?」とヨヌに確認し、どう考えても医師と選手なんて釣り合わない…絶対に気持ちを変えないようにと言うが、レントゲンでユリの肺の異常に顔色を変えるヨヌは、家族に肺ガンになった人はいるかと訊く。すぐにヒヨンに会うヨヌは腫瘍が見つかった事を知らせ、悪性ならガンの可能性がある…叔父さんが肺ガンで亡くなっているので心配だ…すぐに検査を受けるようにと言う。検査を受けに行くと言われたユリは時間が欲しいとヒヨンに言い、ジホンにタイムを計っもらって、オッパは膝が痛くてもアジア大会に出るのはなぜかと訊いて「これが最後かもしれないからだ」という返事に頷く。その後、ユリは会いに来たヨヌに検査は2カ月後のアジア大会が終わるまで受けないと言う。ヒヨンに相談されたドウクは自らユリに会い、早く検査を受けて何でもないと分かった方が気楽に練習できるのではと言うが、ユリは、選手村に来て水泳が楽しくなくなっていたが今やらないと永遠に出来ない気がして本気でやりたくなった…どんなに深刻でも絶対に諦めないと頑なに拒否するのだった。ドウクはヨヌにユリの考えを尊重する事を伝え、検査の事は当分話題にしない事とこの件は内密にするよう言う。納得できないヨヌはドウクに間違っていると言い、検査を望まないなら強制的に連れて行くべきだと言って本部長に会いに行く。本部長から明日にも村長と水泳連盟の理事に知らせるからそのつもりでと言われたドウクはヨヌに、また内部告発か…明日ユリは退村になり、ヒヨンはコーチを解任されるかもしれない…これで気が済んだかと言う。酒を飲んでジホンを呼び出すヨヌは、何も訊かずに自分は正しいと言ってくれ…自分はよくやったと言ってくれと言い、その通りに言うジホンに礼を言って、帰ろうとするジホンを2度呼びとめ、もう一度呼んだら自分と友達をやめるという意味として受けとめると言って去って行くジホンの名をもう一度呼ぶ。

■15話
自分でもわからない…つらい時になぜあなたを思い出すのか…と言われたジホンはヨヌを抱きしめる。同じ頃、ドウクは、「公正な判断をくだす方だと思っていたが今回室長が出した答えは間違っている」というヨヌの言葉を思い出していた。翌日、ドウク、ヨヌ、ヒヨンの3人は本部長から、会議で一週間以内にクォン・ユリの健康に問題ないとの診断書を提出できなければ退村させるとの結論が出た…その結果によってヒヨンの処分も決まると言われる。ヨヌを責めるドウクは、自分にとって選手の健康が何より先だと考えたと言うヨヌに、それがどんなやり方でも関係ないというのかと言う。その後、検査を受けなければ退村だと言われたユリは検査を受ける。夜、ヨヌを想って眠れないジホンはヨヌにメールし、選手の検査結果が心配で眠れないというヨヌに、"ヒツジの代わりにこれを数えて"という言葉と共にたくさんの❤マークを送る。翌日、検査では腫瘍が良性か悪性かの判断がつかず、手術で腫瘍を摘出して検査するしかないとの結論が出て、悪性の場合には選手生活が終わる事からユリは落ち込む。ヨヌに医療室に戻るよう指示するドウクは、今回は君が正しかった…もう俺が居なくても大丈夫だと思う…捻くれているわけではなく褒めてるんだと言う。ジホンは、判断が正しかったと褒めてもらったのに嬉しくないと言うヨヌに人差し指を差し出し、元気を充電する。その後、行われた手術で腫瘍は良性だったとの結果が出て一同ホッとする。週末、ジホンとデートを楽しむヨヌは、私のバッグを取り返すために足をケガした結果選抜戦で優勝できず…私のせいで選手村から追い出された…全てに自分が絡んでいた…私と出会ってひとつも良い事がなかったのになぜ私が好きなのかと訊き、ジホンは、その通りつらい時にいつも君がいた…だからこそ自分はここまで来る事ができたのだと答える。ヨヌを送るジホンは、今から3次選抜戦まで柔道に集中するから君の事を考えないと言い、キスをして別れる。選抜戦前日、ドウクは3次選抜戦の医務要員は自分が務めるとヨヌに知らせ、その代わりキム先生にはアジア大会を任せる…それが自分の最後のプレゼントだと言う。同じ頃、ジホンはサンボンに会いに行っていた。明日の選抜戦で絶対1位にならなければならない…勝ってもきっと嬉しくはないはずだがやるしかない…兄貴と約束したから…殺したいほど憎くても明日一日だけは大目に見てくれと言う。ジホンの顔を見る事なく病室に戻るサンボンを見ていたドウクは、少し前にアイスリンクに行った話をして、事故の後そこへ行くまで14年かかった…どんな気持ちだったかは言わない…いつか君も柔道の道場へ行く事になるからだと言い、それはないとつぶやくサンボンに、明日の選抜戦に医務要員で参加するが自分はパク・ジホンを応援するかもしれない…君が止めればやめるが…と言う。積立定期の満期金で義姉名義の通帳を作ったジホンは家に帰って義姉に通帳を渡し、明日選抜戦なのは知っているか…もう自分を許してくれてもいいんじゃないか…兄貴の死は義姉さんだけが苦しいのか…俺はどうだと思うのか…自分の兄貴なのに…息が詰まって死にそうだ…許しを乞わないといけない人は益々増えるのに許してくれる人は誰ひとりいないと言う。その後、ヨヌから電話をもらったジホンは、前に歌ってくれた歌をもう一度歌ってくれと頼む。翌朝、試合会場に向かうジホンに義姉は仕事のために会場には行けないと言うが、手作りのお粥を手渡す。ジホンにケガをしたテグの状態を教えるドウクは、「殺したいほど憎いが今日一日だけは大目に見る…好きな人が来ていなくても負けるな…みっともないから」というサンボンの伝言を伝える。コ・ボムとの試合直前、サンボンが会場に現れる。

■16話(最終回)
アジア大会の出場権を得たジホンは家族と共に兄のお墓参りをする。ドウクからアジア大会の出場を祝福されたジホンは、祝福される事がもう一つあると言ってヨヌと付き合い始めた事を知らせ、ドウクは、以前自分にキム・ヨヌ先生が全てだと言ったが、あの時の君は格好よかった…何かに全てを懸けられる人はそう居ないのだから…君はいい結果を出せると言う。夜、ヒヨンから、違う人生を歩みたいからアジア大会が終わったらコーチを辞めるつもりだ…私のせいでここを離れるならその必要はないと言われたドウクは、最初は君が理由だったが今は違う…何か大きな事をしたくなったのだと答え、最後の挨拶になるかもしれないから…と、「メリークリスマス」と言って別れる。サンボンに会いに行くジホンは、なぜ選抜戦の日すぐに帰ったのかと訊き、お前が負けるのが嫌で…もしアジア大会に出場できなかったら、俺をこんな目に遭わせた事がお前の柔道人生の最後の記憶になりそうで…それに自分にとってもそれが最後の記憶になってしまいそうで…と答えるサンボンの前に跪き、最後の記憶はアジア大会の決勝戦になるようにする…メダルをとったら一番先にお前に見せると言う。そんなジホンにサンボンは、あの日見た感じでは金メダルは望めないと言い、ジホンに勝てるためのアドバイスをする。アジア大会で決勝線を前にしてジホンは指を骨折し、感覚がなくなるのを嫌がるジホンは麻酔での治療を拒む。会場へ向かうジホンは、この試合での勝敗に関係なくずっとそばに居てくれるかとヨヌに訊いて決勝戦に臨むが、結局銀メダルに終わる。そんな中、ドウクは本部長に選手村の中につくる予定のスポーツメディカルセンタープロジェクトについて話をする。見送りに来たヨヌに事故のあと初めて笑わせてくれた礼を伝えるドウクは、君は必ず良い主治医になる…君に治療を受けた患者が言うのだから確かだと言ってアメリカへ発つ。ジホンは空港から帰ってきたヨヌにお揃いのスニーカーをプレゼントするが、それを母に見られる。ヨヌに彼が出来た事を喜ぶ母だが、ジホンが柔道選手と知るやジホンを追い返してヨヌに別れるよう言う。それを聞いていたジホンは、自分は魅力あるタイプだからお母さんもいつか認めてくれる…付き合うまで時間が掛ったように…と言う。
時が経ち、所属チームを辞めたジホンはデソプの開店祝いに駈けつける。同じくお祝いにやって来たオ監督は、行くあてのないジホンに入村を命じ、一度くらいはオリンピックに出ろと言う。サンボンにそれを知らせるジホンは、この年でオリンピックなんてと悩むなら自分が出ると言うサンボンに、お前なら本当に出来そうだと言って笑う。医務室長となって以前より成長したヨヌの前にメディカルセンター長としてドウクが戻って来る。驚くヨヌにドウクは、素敵になっただろうと訊き、ヨヌは、室長は元々素敵だった…私にとって室長は審判だったと言って、ジホンと約束していた風船のイベントに連れて行く。ヨヌがドウクを連れてきた事で不機嫌になるジホンだが、ヨヌは、「偶然が重なれば運命だと言ったの覚えてる?」と訊く。ヨヌはその場所にヒヨンも呼んでいて、その直後、会場でドウクとヒヨンは再会するのだった。ふたりがうまくいくのを望むと言うドウクは、またヨヌとドウクが毎日会って一緒に働く事は妬けるが、自分も毎日会える…ローマオリンピックを目指して選手村に戻る事になったと言う。そして、2人は望みを込めた風船を飛ばし、空を見上げながら語り合う。「何を願い事した?」「パク・ジホンさんと同じもの」「何?」「金メダル?」「俺、違うよ」「じゃあ何?」「キム・ヨヌ」 (完)

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[ 2010/09/27 00:00 ]  「た行」