2018.051234567891011121314151617181920212223242526272829302018.07











華麗なる遺産(燦爛たる遺産) 


SBS 特別企画ドラマ「燦爛たる遺産/찬란한 유산」

期間→2009.4.25~7.26(24話予定/全28話)
曜日→土日
時間→夜10時
演出→チン・ヒョク
脚本→ソ・ヒョンギョン
出演→コ・ウンソン(ハン・ヒョジュ)、ソヌ・ファン(イ・スンギ)、ユ・スンミ(ムン・チェウォン)、パク・ジュンセ(ペ・スビン)、ウンソンの元彼イ・ヒョンジン(キム・ジェスン)、ウンソンの父コ・ピョンジュン(チョン・インテク)、ウンソンの継母/スンミの母ペク・ソンヒ(キム・ミスク)、ウンソンの弟コ・ウヌ(ヨン・ジュンソク)、ファンの祖母/チンソン食品代表チャン・スクチャ(パン・ヒョジョン)、ファンの母オ・ヨンラン(ユ・ジイン)、ファンの妹ソヌ・ジョン(ハン・イェウォン)、ジュンセの父/チンソン食品理事兼顧問弁護士パク・テス(チェ・ジョンウ)、執事兼料理人ピョ・ソンチョル(イ・スンヒョン)、ウンソンの友人チョン・イニョン(ソン・ヨウン)、ウンソンの友人イ・ヘリ(ミン・ヨンウォン)、ファンの友人チン・ヨンソク(チョン・ソクウォン)、店長(ペク・スンヒョン)、スジェ(パク・サンヒョン)他

家門の栄光」の後続ドラマ
視聴率 初回→16.9%、最終回→47.1%

公式サイト (人物相関図) (予告) (壁紙) (掲示板)
Daumメディア
Gall

日本初放送→KNTV(2009.10~)

2009SBS演技大賞・功労賞(パン・ヒョジョン)、10大スター賞(イ・スンギ、ハン・ヒョジュ、ペ・スビン)、最優秀演技賞(キム・ミスク)、特別企画部門 演技賞(イ・スンギ、ハン・ヒョジュ)、ベストカップル賞(イ・スンギ&ハン・ヒョジュ)

第46回百想芸術大賞・ハイワンリゾート人気賞(イ・スンギ)



↑日本版サントラ


↑日本版DVD vol.1~3


↑韓国版DVD


↑韓国版OST

OST試聴&MV視聴
01. 君ひとりだけ - カン・ハニ
02. 私の胸に住む人 - イス(MC the Max)
03. 愛に狂って - チソン(LoveHolic)
04. 愛は罪だ - K.Will  MV
05. Spring Rain - ジヘ

動画

■1話
アメリカから帰国したファンを出迎えるスンミはウンソンの姿を見て咄嗟に身を隠す。一方、ファンと同じカバンを持って飛行機を降りたウンソンをヒョンジンが出迎え、友人ジュンセを紹介する。空港からの帰り、車から紙コップを放り投げてウンソンを怒らせるファンは祖母に会うのを嫌がり、ホテルに部屋を取る。娘の帰国を喜ぶウンソンの父ピョンジュンだが、銀行から融資を断られ、倒産の危機に陥っていた。そのため、弟ウヌが通う学校について話そうとするウンソンの話をはぐらかす。夫から会社の危機を知らさらたソンヒは、お金の掛かる(自閉症の)ウヌをどうするのかと責め、どんな事をしてでも不渡りだけは出さないよう厳しく言う。その頃、"ソヌ・ファン"という人物とカバンを間違えて持ち帰ったとに気づいたウンソンは、ファンに電話してみるが連絡が取れない。その後、ピョンジュンはウンソンに帰りが遅くなると言い残して家を出て行き、ウンソンは父を笑顔で見送る。ウヌと一緒に実の母の墓参りをするウンソンは、ウヌがピアノを弾いて幸せに暮らせるように一生自分がウヌの面倒を見ていくと母に話す。ジュンセの経営するレストランのパスタの味についてアドバイスするウンソンは、明日の父の誕生日に自分の料理の実力を披露しながら、父に黙って専攻を変えて料理を勉強してきた事を告白し、父の会社を継ぐよりも自分の夢を叶えたいと言うつもりだと話す。夜、祖母からカードの使用を止められたファンは、バッグを交換するためにやって来たウンソンにお金を払うよう命じたうえ、車の運転を命令する。その頃、ピョンジュンは男に殴られ、友人から受け取った現金と時計や指輪を奪われていた。翌朝、警察へ届けようとするピョンジュンは、自分がガス爆発事故で死亡した事になっているニュースを見て驚く。警察に呼ばれたソンヒは遺体がしている時計と指輪から夫の死に絶望するが、生命保険に入っていた事を思い出し、スンミを密かに呼び出す。一方、バッグを持って再びホテルヘ行くウンソンだが、ファンは家族と会う事を優先してウンソンを待たせる。待っている間、ウンソンは父へ誕生日のカードを書くが、そこへ父の死の知らせが入る。葬儀場へ到着したウンソンは父の顔を見ようとするが、遺体の損傷がひどく、すでにソンヒが遺体の身元確認をしたと知って取り乱す。

■2話
「お父さんじゃなかったかも知れないのに…」と泣くウンソンだが、ピョンジュンの遺品を見せられて父の死を受け入れるしかなかった。一方、カバンを取り替えるためにホテル前で待つファンだが、ウンソンが時間を過ぎても現れないために苛立つ。そこへ祖母が現れ、ファンは家に連れ戻されて留学を中止して店で働くように命じられる。ウンソンの父の会社が不渡りを出した事で、その会社を手に入れる夢を失ったヒョンジンは葬儀にも出席せず、それを知ったジュンセはヒョンジンを殴りつける。その日からソルロンタンの店の副店長として働く事になるファンだが店長の言葉を無視し、横柄な態度で「気に入らないならクビにしろ」と言って帰って行く。密かに生命保険の支払い手続きをするソンヒは、債権者たちに相続を放棄すれば借金を返す義務はなくなるのだと言い、通帳や宝石を差し出して涙で理解を求める。そして、ウンソンとウヌを家から追い出す。ウンソンは住む部屋とバイトが見つかるまでイニョン宅へウヌを預けるが、環境の変化に対応できないウヌはピアノを探して騒ぎ、ウンソンは荷物を持って家を出て行く。ソンヒに渡されたお金を失くしてしまったウンソンは、「お父さんに会いたい」と言うウヌの言葉を聞いて、ウヌと高台の塀の上に立ち、「ここから飛んでお母さんとお父さんに会いに行こう」と言ってウヌの手をつなぐが、思い直す。ウンソンは友人ヘリに会いに行き、ウヌを預けてヘリと一緒にクラブで働くことになる。翌日、店長を殴ったファンは、妹ジョンにねだられるままにジュンセを誘ってクラブに向かう。母親が追い出したウンソンとウヌを心配していたスンミだが、ウンソンの声に気付くものの声を掛けずに帰ってしまう。一方、ウンソンに気づいたファンは、乱暴にウンソンの首根っこを掴んで連れ出して自分のカバンを返すように言い、ウンソンの携帯を踏んで壊してしまう。その頃、買いものをして来るように言われたウヌは、通りかかったピアノ教室にガラスを割って入り込んでしまう。連絡を受けてウヌを迎えに来たソンヒは、ウヌが自分の電話番号の他に車のナンバーや住所を記憶しているのを知り、そのままウヌを乗せて車を走らせる。

■3話
ウヌが居なくなったと知らされたウンソンは警察に届けを出し、壊れた携帯を握りしめてウヌを待ち続ける。一方ソンヒは、ウンソンに会いたければ絶対に誰の電話番号も口にしてはならないと言って、ウヌを施設の前に置き去りにする。翌朝、ウンソンはソンヒに電話をするが繋がらない。ソンヒは自分とスンミの携帯を新しく買い替えていたのだった。母からそれを知らされたスンミは、昨夜クラブで働くウンソンを見たが、ファン兄妹に知られるのが怖くて逃げだしたとソンヒに話す。テスからファンの事を知らされたスクチャは店の従業員たちからファンが店で暴れて店長を殴り、客を驚かせたと報告を受けて驚く。その頃、ファンはスンミをバイクに乗せていた。ファンは高校時代に男子生徒から父親がいない事でからかわれているスンミを助け、自分にも父親が居ない、また誰か傷つける奴がいたら俺の名前を出せばいい、ソヌ・ファンが兄だと言えと言っていたのだった。スクチャから呼び戻されたファンは店長に謝罪するように命じられるが、素直に聞き入れない。その夜、ジュンセはクラブでウンソンの住所を聞き出し、家の前で倒れこむウンソンをヘリの部屋に連れて行き、携帯を置いて名前を言わずに帰って行く。再びウンソンに会いに行くジュンセは施設の連絡先をウンソンに渡し、闇雲に捜しまわらずに捜索願いのビラを作って一緒に貼ってまわろうと提案する。その頃、ピョンジュンは、ウンソンとウヌも我が子だと話すソンヒの言葉を思い出しながら家族の前に出ていく覚悟で連絡を入れるが、家族が引越した事を知って愕然とする。ジュンセはウンソンが部屋を借りるためのお金をヘリに渡し、ウンソンはこんなにもお金が怖いものだとは思わなかったと涙する。翌日、そのお金で部屋を借りたウンソンはジュンセと共に生活用品を買い揃える。ファンは店長に治療費を差し出すが、店長はそれを受け取らずに社長に言われたように謝罪をするよう要求する。しかしファンは鼻で笑って、お金を店にばらまいて出て行くのだった。それを知ったスクチャは激怒してファンの頬を打ち、こんなためにお金を稼いできたのではない、お前の祖母だという事が恥ずかしいと嘆き悲しむ。怒ったファンは、ソルロンタンなんてうんざりだ、嫌がっているのになぜ無理強いするのか、お祖母ちゃんが死んだらすぐに会社をつぶしてデパートに変えてやる、ダサいソルロンタンの会社なんて誰が継ぐものかと怒りをぶつけ、スクチャは黙ってそれを聞いていた。翌朝、ウンソンは歌を歌いながら屋台で餃子を売り始め、スクチャはその屋台の横に座って餅を売り始める。ウンソンを見て昔の自分を思い出したスクチャは、ある瞬間、昔に戻ったように息子を追いかけ、階段から転げ落ちてしまう。倒れるお祖母さんを見つけたウンソンはスクチャを病院へ運ぶが、スクチャは記憶を失い、ウンソンにしがみついて離れようとしない。

■4話
ウンソンはスクチャを家に連れ帰ってご飯を食べさせ、洋服を買い与える。一方、NY行きのチケットを買ったファンはスンミに3年は戻らないと告げ、スンミは行かないでほしいと引きとめる。その頃、ヨンランとジョンはソンチョルにスクチャの居場所を問いただすが、ソンチョルは何も答えない。翌朝、餃子を売ったお金を一枚一枚ていねいに伸ばしながら「お金が怖くなるなんて思いもしなかった」と言うウンソンの言葉を聞いたスクチャは全ての記憶を取り戻し、ソンチョルに数日したら戻ると連絡を入れる。捜索願いのビラを貼るウンソンに声を掛けるジュンセは残り物の餃子を昼食にするウンソンに、自分の店で新メニューの開発をして働きながら弟を捜すように言う。しかしウンソンは、ヒョンジンが社長をしている店で働けというのか、同情はされたくないとキッパリ断るのだった。その頃、祖母が戻るまでNYへ行けなくなったファンはカバンを取り戻そうとヒョンジンに電話を掛けるが居場所がつかめずにいた。その夜、ウンソンは急に訛りがなくなったスクチャに驚いて記憶が戻ったのかと訊ねるがスクチャは否定し、ワガママな態度をとってウンソンを困らせ始める。同じ頃、スンミはソンヒが父の死をファンに知らせないのは結婚の障害になるからか、結婚したらどう説明するつもりかと問いかけるがソンヒは質問に答えず、スンミは、お義父さんを火葬にせず埋葬すべきだったのではないか、お義父さんはウンソンのお母さんの隣で眠りたかったのに火葬されてしまって成仏できていないのではないかとつぶやく。ウンソンはスクチャの困った行動に困惑しながらも、日々餃子を売ってウヌの捜索ビラを貼ってまわっていた。ジュンセはチンソンソルロンタンへウンソンを連れて行き、気配りが足りなかった発言について謝り、弟捜しも大事だがまずは君自身の生活の基盤をしっかり作るのが先だと話し、個人の事情を理解して正社員でも時間の自由がきき、何よりも能力を認めてくれる会社だと言ってチンソン食品を紹介する。家に帰ったウンソンはスクチャにお土産のソルロンタンを食べさせ、友人からこの会社に入れと言われたと話す。その夜、スクチャは、ずっと今日のようにまともでいたら私を追い出さないかと訊き、ウンソンは、今日みたいなお祖母さんなら弟と3人で暮らしたいと答える。そこでスクチャは、「会うべき人は必ず会える。あなたは心がきれいで優しいから必ず幸せになれる」と話すのだった。一方、大学を辞めたスンミはチンソン食品の面接を受けると母に話し、面接に合格したらファンに父親が亡くなった事を話すと言うが、ソンヒは結婚が決まるまでは許さないと反対する。翌朝、面接を受ける準備をするウンソンだが、スクチャは腹痛を訴えて病院へ連れて行くように言い、結局面接が受けられなかったウンソンは泣き続ける。スクチャは、腹が立つなら私を追い出せばいいと言うが、ウンソンは、捨てられた者の気持ちが分かる自分にそんな事は出来ないと言ってさらに泣くのだった。スクチャが部屋から出て行った翌朝、ウンソンはソンチョルに声を掛けられてスクチャの家に連れて行かれる。

■5話
ウンソンは驚きながらもスクチャに家族がいた事で安心する。そんなウンソンにスクチャは一緒に暮らす事を条件に弟を捜してやると話す。詳しい説明なしにウンソンを家に呼んだスクチャに、ヨンナンとジョンは素性も知らない子と一緒に暮らせない、礼がしたいなら謝礼金を渡せばいいと反対するがスクチャは聞き入れず、テスにも空白の1週間の事は語らずに合格者の中にウンソンを加えるように言う。そんな時、ソンヒは自分が書いたチンソンの加盟店志願書をスンミに清書するように言う。スクチャの家に行くべきかどうか迷うウンソンだが、道に捨てられたウヌのビラを手にして決意する。その頃、ウヌは施設に保護されていて、院長の配慮から警察には届けずに親の迎えを待っていた。ヨンナンに会うソンヒは娘の合格を知らせ、娘が社員でも加盟店入りは可能かと尋ねる。荷物を持って家に入っていくウンソンを見たファンはウンソンを泥棒扱いしたうえ、詐欺師だと家族に言ってウンソンを追い出し、ウンソンは悔し涙を流しながらスクチャに謝って帰って行く。スクチャはファンにウンソンを連れ戻すよう命じるが、ファンは絶対一緒には暮らせないと拒否し、そんなファンにスクチャは「嫌ならお前が出ていけ!」と言い放つ。ソンヒの志願書には離婚したスンミの父を死んだ事にして亡くなったピョンジュンを生きているように書いてあり、スンミは、二人の父に申し訳ない、学生時代から親友のおばさん(ヨンナン)には離婚したと言うべきだと言う。しかしソンヒは、13年も連絡のない男は死んだも同然で、苦労せずに育ったお嬢様に夫に浮気やギャンブルや暴力の癖があって離婚したなど言えるわけがない、同等であってこそ友達になれるし親戚にもなれるのだと話す。チンソンへ面接を受けに行くウンソンは、社長の席にスクチャが座っている事に驚く。ファンとの経緯を知ったスクチャは、家で暮らせば弟を捜してやると言ったはずだ、ひとりでビラを貼るのと何十人で全国を捜すのとどちらが早く見つかると思うのか、ここに就職させてやるが家で暮らさないなら私たちの縁はこれで終わりだと話し、夕方までに考えて来るように言う。ジュンセのレストランに張り巡らされた捜索ビラに驚くウンソンは、記憶を失くしたお祖母さんがチンソンの社長だった事や、スクチャの家に住む事になった経緯などをジュンセに話す。一方、ウンソンがスクチャと一緒にいるのを見たソンヒは、ヨンナンから聞いた娘がウンソンだと知って頭を抱えるが、帰ってきたスンミからウヌを捜すビラを見たと聞かされてさらに驚く。偶然の出来事が多い事で怪しむファンから、一体何者なのか、うちが金持ちだと知っててわざとカバンを取り替えたのではないのかと言われたウンソンは、本当にお祖母さんの孫なのか、養子か病院で取り違えられたのではないかと言い返す。ジュンセがウンソンと連絡を取り合っているのを知ったヒョンジンは、金を貸せと言いだすかも知れないから気をつけろとジュンセに言い、ジュンセは「お前じゃあるまいし」と言い返し、ヒョンジュンがついたレストランや家がヒョンジンのものだという嘘についても怒る。翌日、納骨堂でウンソンに再会したソンヒは家から追い出した事を詫び、今までどうしていたのかと心配するフリをする。スンミは罪悪感からウンソンを家に呼ぶよう母に言うが、ソンヒは、ウンソンがファンの家に住んでいてチンソンに入社予定だとスンミに知らせる。そして、チンソンで働けばファンに嘘がバレるのではと恐れるスンミに対し、チンソンで働かないならウンソンを避けられると思うのか、ファンを諦めてこそウンソンは避けられる、それができるのかと問いかけ、加盟店志願書を破り捨てる。翌日、ソンヒはウンソンを呼び出し、スンミが学生時代から好きだと言っていたファンがチンソンの社長の孫のファンである事と、チャン家とは親しくしているが言いそびれて家の事情は知らせていないと打ち明け、スンミのために自分たちの関係は黙っていてほしいと言ってウンソンに約束させる。その頃、ピョンジュンはエステでソンヒを待ち伏せて声を掛ける。

■6話
死んだはずのピョンジュンの出現にソンヒは驚く。ピョンジュンは保険金のために姿を消したと話し、ウヌとウンソンの安否を尋ねる。ソンヒは、二人は保険金でアメリカへ行ったが連絡はないと嘘をつき、家へ帰りたがるピョンジュンにお金を渡して二日後に会う約束をして帰っていく。その頃、ソンヒがスンミと姉妹である事を黙っているようウンソンに言ったと知らされたヘリは呆れるが、ウンソンは、ウヌを預けて留学に行かせてもらったし、父は継母の事を本当に愛していたから憎む事が出来ないと話す。その夜、ウンソンはファンに食事するよう呼びに行くが、ファンから「お前が居る限り家で食事はしない」と言われる。自分はここで暮らしたいわけではない、どうしようもない事情があるのだとウンソンは訴えるが、それがファンには芝居に見え、俺には通用しないと言う。そこでウンソンは、自分は父の娘として堂々と生きてきた、言うに言えない事情というものもあるのだ、本当に私のカバンを捨てたとしたら酷い男だ、あの日が私にとってどんな日だったかを知ればそんな事できるはずないと言う。部屋に戻ったファンはウンソンのカバンを開けてみて、ウンソンの言う事が嘘でなかったと悟り、ウンソンにカバンと一緒に飲み代と携帯代として小切手を渡すが、ウンソンはカバンが見つかった時にもらうからと小切手を返す。翌日、ウンソンは家に置いていた荷物を取りに行くから住所を教えてほしいとスンミに言うが、家を知られては困るスンミはウンソンの家に送ると答える。そこでウンソンは、とりあえずアメリカから持って帰ったカバンを翌朝持ってきてほしいと頼む。ソンヒはヨンナンの家を訪ね、加盟店入りの話はなかった事にすると伝え、何気なくテスには再婚の意思があるようかと尋ねる。ソルロンタンの店での研修初日、スクチャから靴を買うようお金を渡されたウンソンは初出勤のお祝いをするために待っていたジュンセと一緒に市場へ買い物に行く。一方、ファンから就職祝いとして服を買ってもらったスンミは、お父さんがお祖母さんと働いていた会社をなぜそんなに嫌がるのか、お父さんの事故を思い出すからかと聞くが、ファンは答えず話を逸らして「家に住んでる子の家族写真を見た」と言い、スンミを慌てさせる。ウンソンは父と初めて焼酎を飲んだ場所へジュンセを連れて行って一緒に焼酎を飲みながら父との思い出を語り、明日から牛乳配達を始めると話す。翌朝、ヨンナンはソンチョルにソンヒが忘れていった携帯を届けるように言うがソンチョルは断わる。そこでヨンナンはウンソンにメモの住所まで届けるように言う。ウンソンに朝食も食べさせずに家を出したと知ったスクチャは激怒し、ファンに対する冷たさを責めるヨンナンに、父親を目の前で亡くして可哀相に思って甘やかしたからあんなふうに育ってしまったのだとつぶやく。メモに書かれた住所を訪ねるウンソンはスンミと顔を合わせて驚くと同時に騙された事に腹を立て、携帯を渡して帰る。スンミはウンソンを追いかけ、とっさに、このマンションは父が私が結婚した時のためにと残していたもので、あなたたちが出て行った後にそれを知らされたのだと話し、ウンソンを納得させてファンのカバンを渡す。約束どおりピョンジュンに会うソンヒは、このお金を持って地方へ行っていろ、私は絶対にあなたを受け入れない、結婚前にお金で苦労はさせないと約束したではないか、こんな事になると分かっていたら再婚などしなかった、死んだ者として現れて面倒をみろだなんて冗談じゃない、私をこんなふうにしたのはあなただと言い放つ。そして、ウンソンからの電話に出るために携帯を貸してほしいというピョンジュンの言葉を遮り、ウンソンから連絡があればこちらからメールで知らせると言って背を向ける。翌日、ソンヒはテスに会い、ヨンナンには内緒だが再婚した夫とは上手くいっていないのだと話す。その頃、ジュンセはボランティア先で具合の悪そうなピョンジュンに声をかけていた。一瞬目の前がぼやけて見えたスクチャは病院を出て決意したように家へ帰り、ファンの書いた計画書に目を通す。計画書には国内最大のゴルフ練習場を作ると書いてあり、ファンはスクチャが社宅を建てるために買っていた土地を売ればいいと言うのだった。スクチャは息子の写真を見ながら自分の決断を褒めてくれるだろうと話しかけ、翌朝家族を集めて、今日限りで全ての援助を打ち切ると言い渡し、全財産をコ・ウンソンに譲ると宣言する。

■7話
自分が死んだ後も会社を守りたいから私の意志を継いでくれる人に任せるほかない、私の財産を当てにして時間を無駄に使う無能な人間にしてしまった責任は自分にある、だからチャンスを与える、明日から会社で働いて各自の給料で生きていけと言うスクチャの言葉に3人は驚く。テスから社長の言うとおりにすべきだとアドバイスを受けたヨンナンはファンを説得し、ウンソンに遺産や財産の事は話すなと言う。夜、ファンはウンソンに、家を出て行かない理由は何か、お祖母さんにいくら貰って居座ってるのかと言い、「父親の写真を見て可哀相に思った」というファンの言葉に怒ったウンソンは、「あんたの方がずっと可哀相。なぜ自分が可哀相かという事さえ分かってないから可哀相よ!」と言いきる。翌朝、ジュンセはウンソンに自転車をプレゼントし、話があるから日曜の夕方、店に来るように言う。スクチャは3人に出勤する先を教えて車のキーを渡すように言うが、本店で働くよう言われたファンは、本店は死んでも嫌だと言って家を出てしまう。その夜、仕事の途中で家に帰ったヨンナンとジョンは自分たちには無理だと訴えるが、スクチャは時給を計算し、それを受け取って出て行け、6時間のパートさえ出来ないと言うなら自分で仕事を探して来いと言う。一方、ファンは友人たちとカラオケに行き、ホテルに部屋をとる。その頃、ヨンナンはソンヒに電話して事情を話し、スンミにファンの着替えを取りに来させてほしいと頼む。ウンソンに全財産を譲ると宣言して家族に仕事をさせていると知ったソンヒは、スクチャがウンソンを利用してファンをしっかりさせようとしていると理解し、むしろスンミに有利な展開だと喜ぶ。翌朝、施設にいるウヌは用意されたピアノを弾いて、家のピアノやウンソンを恋しがる。同じ頃ウンソンは、ウヌとの別れには何か理由があり、必ず会える日が来る事を待っている、それまでウヌが寂しがらず傷つかず元気でいるようにと祈っていた。ジョンはジュンセに会いに行き、レストランで働きたいと頼むが、ジュンセは6時間の仕事に耐えられない者には無理だと断ってジョンを早く帰そうとする。しかし、そこにウンソンが現れる。ジョンはジュンセの腕を取って、家族のように親しくしている人で、ここの社長だと言い、驚いたウンソンは店を出て行く。そして、追ってきたジュンセに、自分と同じように楽ではない生活をしているから優しくしてくれていると信じていたのに、実はレストランの社長で、ファン兄妹の事やお祖母さんがチンソンの社長だという事も知っていたのではないかと裏切られた思いをぶつける。ジュンセは、それを話すために呼んだのだと弁解するが、ウンソンはそのまま帰ってしまう。ウンソンからジュンセに失望したと聞かされたヘリは、彼が言えずにいた間にしてくれた全ての事を否定できるのか、もう一度よく考えてみるようウンソンに言う。スクチャがファンの事を話題にもしないのを心配したヨンナンはファンに電話して帰って来るように言うが、それを知ったファンはスクチャに対して余計に腹を立て、部屋にある酒を飲む。ソンヒからのメールがなくて肩を落とすピョンジュンは、ソルロンタンのボランティアの場でジュンセから仕事を紹介すると言われるが、「名前を明かせない身だから…」と断るしかなかった。その頃、ホテルの宿泊代の支払いをスクチャに断られたファンは警察で暴れて留置場に入れられ、翌朝、ヨンナンから連絡を受けたジュンセが警察へ迎えに行き、ファンは家に戻る。スクチャはファンに仕事する意思があるのか問い、ウンソンにファンと一緒に店に出るように言う。スクチャから1万ウォンしかもらえないにも関わらず、ファンは通勤にタクシーを使い、ウンソンに5千ウォン借りて運転手に釣りをとっておくように言う。お金もないのに模範タクシーを使ったうえに人にお金を借りておいて釣りももらわず、帰りのバス代さえ手元に残していないファンに呆れるウンソンは、いつになったらまともになるのか、後始末を母親にさせて平気なのか、お祖母さんやおばさんが可哀相だと言い、怒ったファンはウンソンの腕を引っ張り、「お祖母さんの遺産が手に入るからそんなふざけたマネをするんだろ!」と言う。

■8話
ファンは、遺産を貰おうなんて本気で思うな、俺は黙っていないとウンソンに警告して店に入る。店長は毎日遅刻するファンの事を「いつ辞めるか分からないが今日から一緒に働くパート職員」と紹介し、次々仕事を指示する。その頃、ジュンセは工事現場で働けるようヒョンジュンにピョンジュンを紹介していた。ジョンは自分たちの持っているブランドバッグを売ってタクシー代にしようと母に提案し、ヨンナンは帰宅したファンに、ひと月も働けばお祖母さんの怒りもおさまるだろう、私たちのためにも我慢して働くようにと言う。その夜、ウンソンはスクチャに、家族がいるのになぜ自分に遺産を譲るなんて言ったのかと訊き、スクチャは、あなたは信頼できる人であり私に必要な人だからだと答える。ウンソンは孫たちを改心させるためにスクチャがそう言ったのだと理解し、スクチャもそうだと答えるが、家族の前では本当に遺産を譲り受けるつもりでいるように頼む。その後、ウンソンについて尋ねるソンチョルにスクチャは、子供たちには希望がないし私には時間がないのだと答え、ウヌ捜しに今の倍の人数をかけるよう指示する。その頃、テスに紹介された会社に入ると決めたソンヒは、その会社の社長やテスと食事する。翌朝、ジュンセはウンソンを待ちうけ、こんなふうに君が俺に失望して背を向けてしまうのが怖かったから、嘘をつくのは嫌だったけど嘘をつき続けるしかなかった、自分自身に腹を立てていると正直な気持ちを話す。その頃、スンミはファンのために弁当を作るが、ソンヒはあまり尽くしすぎるのは厳禁だと教える。目を覚ましたファンはスクチャに本社で働くと言うが、スクチャは本社に空きはない、本店の仕事が嫌なら自分で仕事を探せと言って、1万ウォンを手渡す。ウンソンはファンに、今までの貸しが77万5900ウォンになる、とりあえず5900ウォン返してくれと言い、お釣りを渡しながら、残りは給料から払ってもらうと言って自転車で走り去る。昼休み、ウンソンは店に来たヘリとイニョンに、自分がスクチャに一緒に住むように言われたのは孫を改心させるためだったと話す。夕方、ウンソンはジュンセのレストランの庭に父のために持ち帰ったルッコラ(?)を植え、「前に"兄が出来たと思え"と言ったでしょ?お父さんが天国からあなたを送ってくれたんだと思うことにする」と話して仲直りする。ひそかにバッグを売ってお金に換えたつもりのヨンナンとジョンだが、二人の行動はスクチャには筒抜けで、帰宅した二人はさっそく財布を取り上げられる。その頃、ピョンジュンはウンソンの留学先へ電話するが、2年前に辞めていると知らされて驚く。ソンチョルからウヌの別の写真をもう一枚用意するよう言われたウンソンは、翌日ソンミに電話してアルバムを持ってきてもらうよう頼む。そして、サボって寝ているファンとまた言い合いになる。ファンは、ウンソンと関わった事で面倒な事になった、なぜ人の人生に踏み込んで疲れさせるのだと文句を言うが、ウンソンは、あなたは私の人生に何をしたか分かっているのか、あなたは父への最後の挨拶をさせなくしたのだ、カバンを返すと言いながら現れなかったあの日に父は亡くなった、あなたはある日突然父親が目の前から消えてしまう事がどんなものか分かるか、最期の顔を見れていたら、もう会えない事も、もう笑ってくれない事も理解できた、笑いながら手を振ったお父さんがそのまま居なくなってしまう気持ちが分かるか、みんなあんたのせいだと言って泣きながら去って行く。その直後、ソンヒから会いたいと電話で言われるウンソンだが、ファンは、ウンソンの口からスンミの名前が出るのを耳にする。ウヌの写真を探すスンミは、母の荷物の中から自分名義の登記権利証を見つけて驚く。その頃、ソンヒはウンソンに家を出るように言っていた。しかしウンソンは、ウヌを捜してくれる代わりにあの家で暮らすとお祖母さんと約束した、ウヌがソウルに居ないのは不安だが、お祖母さんから必ず見つけ出すから信じるよう言われた、今プロの人たちが地方を捜してくれている、人数も増やしたみたいだと話し、ソンヒは顔を強張らせる。

■9話
ソンヒはウンソンにあの家から出るように勧めるが、ウンソンは、自分たちが捜すよりお祖母さんに任せる方が絶対に早く見つけれる、ウヌを捜してもらえたら一生お祖母さんに恩返しするつもりだ、ウヌを捜し出せるようにお父さんがお祖母さんと出会わせてくれた気がすると話す。スンミは自分のためにヘソクリを貯めて家を買ったと話す母に、何でも私のためだと言うのはうんざりだ、お金があったなら、なぜウンソンにもっと渡してあげなかったのか、せめて部屋だけでも準備してあげていたらウヌが行方不明になる事はなかったはずだと言い、母の本音を知って泣きながらファンに電話をする。電話のスンミの声を心配したファンはバスでスンミに会いに行き、親を恨んだ事があるかと訊くスンミに、自分にはそんな資格がないと答える。翌朝、ヨンランはスクチャに、安心のために多めにお金を持っておきたいと頼むが、ヨンランは給料をもらったら自分のお金でそうしろと断る。そこでヨンランは亡くなった主人に言いつけると言うが、スクチャは、ミンソクには自分が会って説明する、人は生まれた瞬間から死に向かって一歩一歩進んでいるのだと話す。ファンは相変わらず接客態度を改めようとせず、ウンソンは、お祖母さんが数十年間頭を下げ続けて来てくれているお客様を馬鹿にするな、お祖母さんはソルロンタンを売ってあなたを育てたのだと教える。ファンの接客態度に怒った店長は、ウンソンに、ファンに皿洗いをさせて厨房の仕事を教えるよう命じるが、ファンは不注意から火傷してしまい、ウンソンは歯磨き粉で応急手当をする。ウヌが見つかってしまう前に自分がウヌを連れ帰る方がよいと考えたソンヒは、ウヌの写真を見つけ出せないままウヌを置き去りにした場所へ向かう。その頃、スンミは不動産屋に電話をしてマンションを売りたいと話す。夕方、ウンソンは借金ができたヘリに会いに行き、部屋を借りる時に貸してくれたお金を部屋を解約してでも返すと話し、ヘリは急いでジュンセに伝える。ウヌを捜し出した後、ウンソンは地方へ引越すつもりらしいと聞かされたジュンセは、とりあえずヘリに自分の店で働くように言う。ソンヒはウヌを置き去りにした施設に人を使って様子を見に行かせるが、そこでピアノを弾く者は院長夫婦の息子しかいないと言われる。ウンソンが足を挫いたと知らされたジュンセはウンソンを迎えに行き、翌日の父との約束を変更させてでも母親の祭祀のためにお墓へ行くウンソンに付き添おうとするが、ウンソンからひとりで行きたいと言われる。そこでジュンセはウンソンをカートに乗せて買いものに付き合う。その夜、スクチャはスンチョルに見合いを命じ、帰ってきたウンソンの怪我に驚く。翌朝、スクチャはファンに店を休む事を許可する代わりに、行き先を教えずにガソリン代と食事代を渡してウンソンの運転手をするように命じる。その頃、ジュンセは父からジョンを結婚相手として考え、そばにいれば情も芽生えるはずだからレストランで働かせるよう言われる。しかしジュンセは、自分は母に寂しい思いをさせた父さんのような結婚はしたくない、自分自身が大切にしたいと思える人と結婚したいと答える。ファンは重そうなウンソンの荷物をお墓まで運び、本当にウンソンに母がいない事を知る。そして、足を引きずりながら山を降りるウンソンに手を貸すのだった。一方、一旦工事現場での仕事を終えたピョンジュンは、先妻の好物を持ってお墓に向かうが、すれ違うウンソンに気付かない。しかし、お墓に供えられた花を見て、ウンソンが来たと感じる。

■10話
ピョンジュンは先妻が好きだった花とシャンパンを見てウンソンが来た事を確信し、声を掛けながら追いかけるが、ファンはそのまま車を走らせてしまう。ウンソンは別々に食事しようとするが、ファンは2人分からしか頼めない鍋を食べたがり、アレルギーのあるウンソンはご飯しか食べられず、そこでまた二人は言い合いとなり、ファンは黙ったまま先に家へ荷物を運び込む。夜、ファンは母と妹に、ウンソンの両親が亡くなっていたのは事実で、複雑な事情があるようだが詐欺師ではないと話すが、ふたりはウンソンの事に詳しいファンを訝しげに見るのだった。ピョンジュンは再びメールをチェックするが、やはりソンヒからのメールは無く、ウンソンは帰国してすぐお墓を参ったのだろうかと考える。一方、スンミから、家を売ったお金をウンソンに渡して謝るつもりだと聞かされたソンヒは、実の父が残してくれたものだと自分の口で言った事を忘れたのかとスンミを責める。しかしスンミは、ウンソンは優しいから許してくれる、たとえ許してくれなくてもお祖母さんに告げ口はしないはずだ、私は良い人としてファンさんのそばにいたい、ずっと温かく見守ってくれる彼に罪悪感を抱きながら、不安な気持ちで生きたくはない、ウンソンが彼の家に住んで以来不安でたまらないのだと話し、母の言葉を一切受け入れない。翌日になってもソンヒからのメールは届かず、ピョンジュンは記憶に残っていたソンヒの住むマンションの名前から住所を調べる事にする。翌日、ジュンセからレストランで働くように言われたジョンはスクチャに許しをもらい、スクチャは、ジュンセの気持ちをつかみたければジュンセのような人になるようにとアドバイスする。相変わらず笑顔で接客が出来ないファンだが、ウンソンはファンから毎日5千ウォンずつ返してもらう事に決め、お金のないファンは断り切れずに同僚たちと一緒に食事する。夜、ウンソンに買ってもらった服を取りだしてみるスクチャはウンソンに、翌日一緒に晩ごはんを食べようと誘うが、ウンソンは直前にヘリの就職祝いをすると決めていたためにスクチャは遠慮する。翌日、ソンヒから店のオープン式典に招待されたファンはスンミと共に出かける。同じ頃、スクチャはウンソンに服を買い与え、美容院に連れて行ってウンソンをキレイに変身させていた。レストランに着いたウンソンを見たヘリとジュンセはいつもとは違うウンソンに驚く。スクチャはウンソンが試着した服を全て買って帰り、それを知ったヨンランは不満をもらす。そこでスクチャは、工場で働くか家事一切を引き受けるかどちらかを選ぶように言い、ヨンランは迷わず家事を選ぶ。見合いから戻ったソンチョルはスクチャに捜索の進み具合を報告するが、あまり進展がみられない事にスクチャは焦りをみせる。ウンソンはジュンセに家まで送ってもらうが、ウンソンを妹と勘違いしたファンはいつもと違うウンソンに驚いて一瞬見とれてしまう。その頃、スンミは帰宅したソンヒに家の売り手が見つかった事を知らせ、翌日会社で保証金として払うお金を借りる手続きをすると言ってソンヒを怒らせる。ソンヒは、後悔しないように翌朝までによく考えろとスンミに言って部屋に入るが、そこへピョンジュンが現れる。

■11話
ピョンジュンが生きていた事に驚くスンミは、葬儀のあと保険金を持ってアメリカに行ったウンソンからは連絡はない、私たちと縁を切りたかったのだろうと話す母を見てさらに衝撃を受ける。そのまま家を出たスンミはヨンソクの店で酒を飲むが、ファンに連絡されたと知って会社のデスクで夜を明かす。キムチを切るよう命じられたファンは客のワイシャツを汚し、謝るより先に「クリーニング代払います」と言って客を怒らせ、ウンソンはファンに代わってシミを取りながら何度も客に頭を下げる。ウンソンは、あれが自分なりの謝罪であり、自分は今まで謝った事がないから出来ないと開き直るファンに驚きながらも、客の立場になって考えるように教育しようとする。しかしファンは、俺は自分を変えるつもりはないし、これからも頭を下げる事はないと言い、呆れたウンソンは、だからお祖母さんが私に遺産をくれると言ったのだ、私がお祖母さんの立場でもあなたみたいな孫に絶対財産は譲らない、一生頭を下げるつもりはないなんて何様のつもりだと言い、腹を立てて手を振り上げるファンに更に畳みかけて言う。店に戻ったウンソンは、本店の指示で工場勤務を命じられ、突然の発令を残念に思う同僚はお茶を飲みながら別れを惜しむ。その時、ウンソンの携帯にスンミから会えなくなったとメールが入る。同じ頃、テスはスクチャに二号店の売却を持ちかけ、それがダメなら店を壊して貸しビルを建てるのはどうかと話し、スクチャを怒らせていた。夕方、給料をもらったウンソンは感謝の気持ちを込めてファンの家族にステーキ野菜ピビンパを作ってごちそうし、ひと月間世話になったお礼を言う。ジョンはウンソンが出て行くのかと思って喜ぶが、ファンは一瞬複雑そうな表情を見せるのだった。その後、スクチャはひと月本店で働いた感想を求め、ウンソンは、ひとりの人の力がたくさんの人を幸せにする事を知り、人の思いというのはすごいと感じた、今まで自分の思うまま生きればそれでいいと思っていたが、お祖母さんは人の人生の手助けをしているから、と話す。夜、帰宅したスンミは、ウンソンの名前でメールアドレスを取得し、ピョンジュンにNYから送ったように見せかけてメールを送る。メールには、急用で韓国へ戻っていたが継母から父の生存を知らされた、驚いたと同時に恨めしく思った、どうしてそんな事をしたのかすごく怖い思いだ、今は混乱しているから時間がほしいと書かれていて、ピョンジュンは胸を痛める。翌日、ファンは客の靴を手を使わずに整理して店長を怒らせる。クビか工場行きか自ら選べと言われたファンは迷わず工場行きを選び、突然工場に現れたファンにウンソンは驚く。一方、ソンヒはスクチャにベッドを贈ろうとするが、スクチャは、まだファンとスンミの結婚が決まったわけでもないのに贈り物をもらう理由がない、高価すぎる贈り物はプレゼントではなく賄賂になると言って良い反応をしない。そして、ソンヒの夫の勤め先や、死別した夫の死亡原因や時期、再婚まで何をしていたのかなどヨンナンを質問攻めにし、友人と言いながらまともに答えられないヨンナンに呆れながら、ベッドは遠慮するように言う。夕方、ウンソンはジュンセに初給料でハンカチを買ってプレゼントする。そして、野菜嫌いのウヌのためにあれこれ工夫するうちに料理が趣味になった、ウヌが進むべき道を見つけてくれたのだと話し、自閉症の子は天から地上に落ちてきた天使だと思う、だから私たちと言葉や考え方が違うのではないか、ウヌはピアノで話をする、ウヌが見つかったらウヌのキレイな目を見てほしいと話す。その時、ウヌがテグにいるとの知らせが入り、ウンソンはジュンセと施設に向かうが、ウヌはピアノ教室の売られたピアノを追いかけて再び行方不明になっていた。院長夫婦からウヌを発見した当時の話を聞くウンソンは、ウヌが母親に買ってもらったチョコ牛乳を持っていたと知らされ愕然とし、ソウルへ戻って、ウヌが来ていた服を抱いたままソンヒの住む部屋のインターホンを押す。

■12話
ウンソンはソンヒに、あなたがウヌを捨てたのは分かっている、ウヌがお母さんと呼ぶ人は世の中にひとりしかいない、ウヌをどこへやったのだと言うが、ソンヒは、私がウヌを捨てたのを見たのかと強気で答える。ウンソンの弟が自閉症で、再び行方不明になったと知ったファンは、肩を落として帰ってきたウンソンを心配するが声は掛けられない。そんな中、ソンヒはヨンランに電話して何気なく様子を伺い、家事の大変さを愚痴るヨンランの話ぶりから、まだウンソンが暴露していないと知って安心する。その頃、ウヌは追ってきたピアノを弾くために販売店へ入り込んでピアノを弾こうとして何度も店主に追い出されていた。ちょうどそこへ、元々店に置いてあったピアノを買ってもらうためににヨンソクが来店する。ウンソンは最初にウヌを失くした時よりつらいと言って寝込んでしまうが、食事もしないウンソンを見たスクチャは、こんなふうに寝ていると弟捜しを諦めたように見えると話してウンソンをわざと怒らせ、一生会えなくても何処かで生きていると分かっただけでも羨ましいと思う人が世の中にはいる、子供に先立たれた者の気持ちは子供を産んでいない人には分からない、私は19歳で産んだファンの父を51歳の時に亡くしたのに、こうして元気に生きているではないか…と話す。ヨンソクはピアノを弾きたそうにしているウヌを店に連れて行くが、ウヌはまだソンヒの言いつけを守って住所を明かさないでいた。翌朝、ウンソンは、胸に抱えている秘密について訊くジュンセに何も言えず、ただ涙を流す。そして、家へ帰って、ウヌが行方不明になる原因を作ったファンにより一層腹立たしさを感じる。昼休み、ウンソンを呼び出したソンヒは、私を恨むのは自由だが、私がウヌを捨てたという何の証拠もない話をお祖母さんにするな、その誤解がスンミの人生を壊してしまうかも知れないのだ、ファンしかいないスンミがあなたのせいで結婚出来ないような事になったらどうする気かと言い、改めて自分はウヌを捨てていないと言いきる。イニョンを食事に誘うスンミは、自分がウンソンを捜していた事をウンソン本人に話してくれたお陰で誤解されずに済んだ事の礼を伝え、ウンソンは自分との関係をファンの家族に言いつけたりしないと話すが、ウンソンがジュンセと付き合っていると知らされて驚く。ウンソンはソンヒに言われた事をヘリに話し、ウヌが居なくなった時に泣いて心配してくれたスンミは何も知らないはずだ、継母は娘も騙す怖い人だと言う。家に帰ったウンソンは、自分が腹を立てている理由を理解できずにカバンの話を持ち出すファンに、あなたが私にしたのはカバンだけじゃない、あなたが携帯を壊さなければ弟が居なくなる事はなかったと話す。自分がした事でウンソンをひどく傷つけていたと知ったファンはショックを受け、翌朝、ウンソンに対して生まれて初めて謝罪の言葉を口にする。その頃、スクチャはテスに、ウンソンに財産を譲るために必要な書類を調べるように言い、その事を知らされたヨンナンはソンヒに事情を話してお金を借り、ウンソンにお金を渡してすぐに家から出て行くように言う。ウンソンはスクチャに家から出て行かせてほしいと言うが、スクチャは、全財産を譲ると言ったのは本心だ、あなたなら会社を任せられると思った、その条件として家族や理事に実力を見せつけほしいと話し、ウヌと行った高台の塀の上に座って条件をのむ決意をしたウンソンは、2号店を救うとスクチャに約束する。スクチャはテスと家族を家に集め、テスに持ってこさせた7年前に作成した"家族に財産を譲る"と書かれた遺言状を破り、"ウンソンに全財産を譲る"と書かれた遺言状を示してキム弁護士をみんなの前に呼ぶ。

■13話
ウンソンが2か月で2号店の売上を20%アップさせる事を条件に、社長が亡くなったあと全財産をウンソンに譲るとの遺言状の内容に、家族やテスは大反対する。スクチャは、過去に世話になったクッパ屋のおばさんの助けがあったからこそ今の自分があるのだと改めて家族に話し、その時、誰かの助けによって人の人生を変える事が出来るのだと悟った、愛する家族がいるのにこの決断を下すのは容易ではなかった、私はウンソンにお金を譲るのではなく志を譲るのだと言う。ウンソンは、自分のせいで弟を行方不明にしたから俺から財産を奪うのかと言うファンに、お金をもらえるのを嫌がる人がいるのか、与えられたチャンスをものにしたいと思っただけだ、このチャンスを作ってくれたのはあなただし、お祖母さんが実の孫を諦めて私に会社を任せると言ったのもあなた自身のせいなのだから申し訳ないとは言わないと答える。翌日、ウンソンはヘリとジュンセに財産の事を話し、ヘリは手放しで喜ぶがジュンセは複雑そうな顔をする。それが昔からファン兄妹をよく知るせいだと思うウンソンは、決意をした理由を聞くジュンセに、私が受け取らなくてもお祖母さんは家族に譲るつもりがなかった、私を信じてくれるお祖母さんの志のまま店を運営してみたくなった、それにある人の欲を手に入れたくなったからだと答える。その後、ジュンセは父に呼び出され、社長に裏切られた、ファンたちに財産を譲るのは認めるが会社は別だ、お前が会社に入っていたらあんな娘に奪われる事はなかった、すぐに会社へ入ってくれ、お前なら社長の気持ちを変えられると言われる。ファンは勝手にキーを持ち出して事故を起こすが、修理代も払えないのを見た呼び込みの男から"運転手"と言われてしまう。その頃、スンミは母から、お祖母さんがウンソンに全財産を譲ると遺言状を書きかえたと知らされて驚き、昼にウンソンの様子がおかしかった事を母に知らせる。ヨンソクの店を訪れるファンはピアノを弾くウヌに目を止め、ヨンソクはウヌを甥っ子だと話すが、この時間に未成年者にピアノを弾かせるのは問題だと言われたヨンソクはウヌを奥へ連れて行く。その時、店に現れたスンミは一瞬ウヌの後ろ姿に目をやるが気付かない。ファンはスンミに運転を頼み、介抱してくれるスンミに、「お前がいてくれてよかった。あいつに"お祖母さんが居ないとあなたは何でもない人間だ"と言われた…その通りだと思う」と話すが、スンミは、そんな事はないと言ってファンを抱きしめる。家に帰ったファンは、この家に初めて足を踏み入れた日を振り返り、将来ファンの子供たちがこの広い庭を走り回ればいい、父親のように息子と娘を作って幸せに暮らせと言ったスクチャの言葉を思い出す。そして、なぜウンソンに会社を任せると言ったのかも分からないとは情けない、父親のようにいつかは気づいてくれると信じていたが店長にお金を投げつけたと知った瞬間ファンを諦めた、ウンソンのような孫だったらどんなによかったか…と話すスクチャの言葉を聞きながら涙を流す。翌日、ファンは会社を訪ね、今度こそ本気で会社の事を学ぶから自分も2号店に行かせてほしいと頼む。そして、気持ちは変わらないと言うスクチャに、「それでもいい。コ・ウンソンにやればいい。でも2号店にだけは行かせてほしい」と言う。スクチャから2号店の店長を任されるウンソンだが、信頼できる店長の元で学びたいというウンソンの願いを聞き入れたスクチャは、本店から店長と社員を2号店に呼び寄せる。ヨンランは「遺言状を取り消さない限り私たち3人は生涯お義母さんに会わない」と言い残して娘と共に家を出るが、ホテルの前で躊躇し、ソンヒに助けを求める。その頃、ファンは2号店へ行き、ウンソンに、「今まで特別にしたい事も手に入れたい物もなかったが、したい事が見つかった。お祖母さんの会社をお前に奪わせない」と宣言する。

■14話
絶対にお祖母さんの気持ちを変えてみせると通告するファンに、ウンソンは、お祖母さんが気持ちを変えたなら私にはどうする事も出来ない、好きなようにすればいい、ただし前にも言った通り私にもお祖母さんの遺産を受け取りたいと思う理由が出来た、だから真剣にやると言う。翌朝、ファンはひそかに接客の練習をして家を出る。ウンソンはファンの服装や素直な態度、今までとは全く違う接客に驚かされる。その頃、ジュンセはヘリにウンソンと継母の間に何かあったのかと尋ねるが、ヘリは自分を信じて話してくれた内容は誰にも言えないと答える。ソンヒの留守中に部屋のあちこちを見るヨンランは、家に主人の物が何一つ無い事を不思議に思い、離婚したのではないかと疑う。ヘリはレストランに姿を見せたヒョンジンがジュンセの同居人と知り、「あんたがウンソンにお金がなくなったと知った途端連絡しなくなった男?私はチンソン食品を相続するウンソンの友人よ」と言って、ヒョンジンやジョンを驚かせる。夕方、ファンは母と妹を迎えにスンミの家に行くが、ジョンは、前日ソンヒがウヌの写真を隠したバックをスンミにねだって持ち帰ってしまう。ソンヒに送られて家に戻るヨンランとジョンにスクチャは、どんな気持ちで決断をしたかを話し、結局お金の事しか考えていなかった二人を追い出そうとするが、ファンとソンチョルの説得によって許しをもらう。一方、ウンソンと顔を合わせたソンヒは、ヨンランたちにとっては青天の霹靂にちがいないと話すが、ウンソンは、それはお母さんの方ではないのか、婿がチンソンの社長でなくなったのだからと言う。そして、なぜウヌを遠いテグまで連れて行ったのか考えた、何でも覚えるウヌから新しい家や車の事などが私に伝わるのが嫌だったのだろう、本当にお金がなくて私たちをあんなふうに追い出したわけではないし、スンミをお祖母さんの孫と結婚させたかったのもウヌを捨てたのも全てお金のためだったのだ、あなたが3年前にスンミの名前でマンションを買っていた事や私たちを追い出した事やウヌを捨てた事はお祖母さんには言わないからスンミをソヌ・ファンと結婚させればいい、その代わり、お祖母さんの財産は絶対にソヌ・ファンの手に渡らないようにする、私がもらってお祖母さんの意思どおり会社を運営し、ウヌを見つけ出してピアノの勉強をさせてみせると話す。その頃、ファンは母と妹に、会社を運営する能力がある事を見せつけてお祖母さんの気持ちを変えてみせると言ってふたりを安心させ、ジョンがスンミの家から持ち帰った(自分が就職祝いにプレゼントした)バッグを取り返す。翌朝、ジュンセは父に、今のまま生きたい、チンソンへは行くつもりはない、お祖母さんの財産なのだからお祖母さんの意思どおりにすべきだと話す。ファンは店長からウンソンを主任と呼ぶよう言われるが、ウンソンはファンの"主任"が"主人"と聞こえる発音に大笑いし、ファンはそんなウンソンに目を奪われる。一方、ウンソンは、財産のためにファンが素っ気ない態度をとっているのだと思い、顔を見たくない気持ちはわかるが仕事に私情を持ち込むのは止めようと話す。しかしファンが、以前自分が言った「ウヌを思い出すから顔も見たくないし話もしたくない」という言葉を気にしてそんな態度をとっていたと知って意外に思う。夜、ひとりになったファンは昼間のウンソンの笑顔を思い出すが、余分なお金を返しに来たウンソンに、「お前にとって俺は仇だろ」と話しかけ、ウンソンも「嫌いとばかり思ってたけど、言われてみればその通りね」と答える。ピョンジュンはウンソン宛にメールを送り、それを受け取ったスンミは、翌朝ソンヒに、父のためにお金を用意してはどうかと提案する。スンミと映画を観る約束をしたファンはバッグを持って家を出るが、バッグの中の家族写真を見て驚く。

■15話
写真を見たファンは、ウンソンとの関係をなぜ黙っていたのかとスンミを問い詰める。スンミは、身寄りがないと思っているお祖母さんに知られたくないから黙っていてほしい、それに父が亡くなって縁も切れたのだからお互い知らない者同士として生きていこうととウンソンに言われたと答え、ウンソンのお父さんは事故で急死し、残した借金のために葬儀の時もその後も借金取りが取り立てに来て、それでウンソンは弟を連れて家を出て行った、母があげた部屋を借りるお金と弟を失くした時にお祖母さんに出会ったようだ、実の父の遺産で部屋を借りてあなたの家を出るよう何度説得してもウンソンは相手にしなかったと話し、義父が亡くなった事を黙っていたのは、二人の夫を亡くした事で母が苦しみ、それを隠したがったからだった、ウンソンとは入社後に再会し、ウンソンに話されるのを恐れたが、先に黙っているように言ったのはウンソンの方だったと話す。そして、いつか自分の口から話すまで、この事は誰にも言わないでほしいと頼む。一方、ヘリにお金を返しに行ったウンソンは、前日父親と言い争いをしたというジュンセの様子を見に行き、ジュンセはウンソンを気晴らしに連れ出す。ウンソンは、ファンに対してウヌの事では憎い気持ちがある一方で遺言状の事では申し訳ないと話し、きっとファンは逆に、遺言状の事では私を憎く思いながらウヌの事では申し訳なく思っているはずだと言う。そこでジュンセは、ファンが7歳の時に一緒に交通事故に遭って父親を亡くし、そのショックで失語症になった話をウンソンに聞かせ、葬儀の時のファンの姿が忘れられないと言う。テスに世話になった礼として服をプレゼントするソンヒは、それとなくスクチャの遺産について尋ね、テスから法が認める血縁の権利があると知らされる。その夜、スンミからファンにウンソンとの関係を知られたと聞かされたソンヒは驚き、ウンソンがテスの息子と付き合っていると知って驚くと同時にさらなる悪縁を感じる。翌日、ファンと一緒に店のイベントの広報に出るウンソンだが、前夜からのファンのおかしな態度に疑問を感じて理由を訊く。ファンは、善良で誠実で正直なフリの他にどんな顔を持っているんだと逆に質問し、少しはマシな人だと思った自分がバカだったとウンソンを怒らせる。ソンヒからジョンの結婚を急かされたヨンランはテスの了解をとってスクチャに話し、スクチャは、相手がジュンセなら自分が死んだ後も心配はないと言って賛成する。夜、ピアノを弾く少年に目を留めるファンはヨンソクから自閉症だと知らされ、その瞬間、ウンソンの弟の事を話すソンチョルの言葉を思い出す。その後、ファンはスンミに電話し、ウンソンの事はスンミが話す時が来るまで待つと伝える。ファンが家に帰ると、ヨンランは遺産を取り返す方法をファンに話すが、ファンは会社は奪わせないと改めて言うのだった。翌日、ヨンランはジュンセに会って気持ちを確かめるが、ジュンセから好きな人がいると言われてショックを受けて家に帰る。その頃、ジュンセはヒョンジンに9時まで家に帰らないように言ってからウンソンを迎えに行き、ステーキピビンパを作ってほしいと家に誘う。ウンソンは戸惑うが、「"オッパ"なら怖がる事はないだろ?それとも"オッパ"として見ていないのか?」と言われて素直に従い、ピビンパを作って楽しい時間を過ごす。一方、ジョンから事情を聞いたヨンランは、ウンソンとジュンセは家に行くような仲だとファンとスクチャに話し、二人は衝撃を受ける。食事のあと、コーヒーを飲みながら散歩するウンソンは、久しぶりの楽しい気分に気を良くし、この気持ちをもっと前に知れていたら、今まで友人と過ごした些細な事は感謝しながら楽しんだし、父や弟との時間も大切に考えたのに…と話す。ジュンセは、今からでも遅くない、料理しながらすごく楽しく幸せそうに見えたと話し、「初めて会った時に夢を語りながらキラキラしていた時のウンソンに戻ってほしい。俺たち、今日のように好きな料理をしながらメニューを開発して平凡に生きていかないか?これからはもう君にとって"オッパ"じゃなく、男でいたいんだ」と言う。

■16話
「君には好きな仕事をしながら日々楽しく過ごしてほしい。お祖母さんの会社は君が本当にやりたい仕事じゃないはずだ。ファンや家族に気を使ってまでどうして続けなきゃいけない?憎んでいる誰かのために自分の人生を変えるのは愚かな事だし時間の無駄だ」とジュンセは言うが、ウンソンは、時間の無駄ではなく自分を理解し信じてくれるお祖母さんのためだ、今まであなたの気持ちを知りながら気づかないフリをしていた、でもウヌを見つけるまでは自分の人生を楽しんだり未来を夢見るなんて出来ない、ごめんなさいと謝る。ヨンランとジョンはさっそく帰宅したウンソンを責め、それを聞いていたファンは、あいつを詰るならジュンセを詰るべきだ、でも嫌われているなら詰る必要はなく無視すればいい、ジュンセの他にも男はいる、奴の事など忘れてしまえとジョンに言う。一方、父から怒鳴られたジュンセはウンソンに電話し、ウンソンの立場をいっそう悪くした事を謝る。翌日、毎月恒例の同僚にひと言メッセージを書くよう言われたファンは、ウンソンあてのカードは他の同僚とは違って何を書くか深く考える。その後、ウンソンがジュンセの家に行った事でウンソンと言い合うファンは、「父親を亡くしても弟が居なくなっても涙を見せず笑顔で健気に生きて行く…そういうのを"キャンディ"みたいって言うんだろ?」と言ってウンソンを不快にさせる。ファンは弟の話は取り消すと言うが、ウンソンは、「親や弟をなくした者は笑っちゃいけない?親がいなくて何もない私みたいな子が暗い顔をして泣いてばかりいたら"可哀相に""哀れだ"って言うんでしょ」と言うのだった。ジョンに会いに行くジュンセは、自分への思いは安心できる心強い兄的な存在だっただけだと話し、自分はこれからも妹としてしか見られないと言って納得させ、自分がウンソン好きなだけだからウンソンを嫌うなと話す。そして、ウンソンのどこが好きかと訊くジョンに、考え方と心だと答える。その頃、2号店では、それぞれに自分あてのメッセージを渡され、ファンは、メッセージの内容で誰が書いたかを推理していく。そして、"性格は悪いけどバカな人ではないと思います"と書かれたメッセージを気に留める。夕方、ウンソンの様子を見に来たジュンセは、ジョンに自分の片想いだと言った事を伝え、ファンの家族にもそう言うように話す。そこでウンソンは、今みたいな状況じゃなければオッパのような人は自分の方が追いかけていたかも知れない、ただウヌが見つかるまでは自分自身楽しんではいけない気がするのだと言う。夜、ヘリの家に泊まるウンソンは、翌日お祖母さんに家を出ると言うつもりだと話し、ファンは自分を隠そうとして悪ぶっているだけではないかと言う。その頃、ファンは、誰のものか見当がつかないカードの筆跡と、借りたままになっていたウンソンのノートの筆跡が同じだと気づく。翌日、ファンはウンソンに、お祖母さんが遺産をくれないと言ったのはお前のせいじゃないから憎むのを止めると話し、その代わり、俺もわざと弟を行方不明にしようと携帯を壊したんじゃないから仕事の時は忘れてくれと言う。夕方、スクチャは家を出たいと言うウンソンの言葉を聞き入れないものの、少しぎくしゃくした関係を修復し、ヨンランとジョンを説得する。翌日、2号店の30周年記念イベントが開かれ、スンミとウンソンはぎこちなく挨拶を交わし、いつもボランティアで参加しているジュンセもヘリを連れて現れる。休みなく働くウンソンを心配したジュンセは休憩をとるように言い、ウンソンは屋上で横になって休むが、飲み物を持って行ったジュンセはウンソンを気遣うファンの気持ちに気付くのだった。ジュンセは食事会や2次会にもウンソンと共に参加し、ファンはふたりの姿を直視できず、そこからレストランに指示を出すジュンセに怒りを爆発させる。ジュンセは怒りの理由をジョンのためだと言うファンに、「妹を言い訳にしないで正直に言え!お前は自分以外の誰かの立場になって人を心配するような奴か?ウンソンのためだろ?」と言い、ファンはジュンセを殴り、ウンソンのためだと認める。

■17話
ジュンセの「ウンソンが好きなのか?」という言葉を否定するファンは、一日中世の中で一番良い人で全ての人に気配り出来るフリをしているジュンセに嫌気が差したのだと言う。家へ帰ったウンソンはイベントの成功とファンの頑張りをスクチャに報告し、ファンは足が疲れているはずだと教える。スクチャは法的に家族も財産が手に入ると知ったであろう今も真面目に働くファンの成長を喜び、愛おしく思いながらもファン本人に甘い顔を見せないよう我慢し、眠るファンの足を濡れたタオルで湿布してやるのだった。翌朝、孫娘の婿となるはずの男を奪ったウンソンをスクチャが許して家に置いておくはずないと考えるソンヒはヨンランに電話して様子を探るが、ヨンランは、ジュンセがウンソンが好きな事はウンソンのせいではなく、ジョンとジュンセは結婚の約束していたわけでもない、涙を見せながらお義母さんに理解しろと言われたらどうしようもないと答える。ピョンジュンはソンヒを訪ね、ウンソンが自分とメールでしかやり取り出来ないのを承知でメール会員を脱退したと話し、ウンソンから連絡はないかと訊く。ソンヒは、それはウンソンがあなたとの連絡を断ちたかったからで、父親が生きていた嬉しさよりも怖さの方が大きいのだと教え、知り合いの多いソウルにいるより、自分やウンソンを安心させる意味でも地方で果物でも育てながら気楽に生きるのはどうかと勧める。その頃、ファンはウンソンと一緒にマンションにチラシを配ってまわっていた。休憩中、ファンはウンソンに弟の歳を訊き、お祖母さんが捜すと言ったからには絶対見つけてくれるはずだと言い、あの日カバンを返そうとホテルの前で40分待ったのに現れなかったからカバンを奪った思ったのだと話す。そして、自分のせいで父親の顔も見られなくした事に対して謝り、靴擦れが出来たウンソンを自転車の後ろに乗せて店に戻る。ファンに言われたとおり会社の資料を持って来たスンミはそんな二人を見て、わざとファンと親密そうにファンの腕をとって店を出て行く。ファンは本屋で営業の本を買い、ウンソンとずっと一緒で気まずくないかと訊くスンミに、今は2号店の売上をUPさせる事が大事だからウンソンについての余計な事は考えるのは止めたと答える。翌日、ピョンジュンはジュンセを呼び出し、以前もらった薬代を返し、自分勝手でとても大きな愚かな判断をしてしまった代償を払うためにソウルを離れる事にしたと話してジュンセと握手して別れる。その頃、ソンヒはテスに、息子さんとあの娘が上手くいけばチンソンの社長が嫁になる、喜ばしい事ではないかと言うが、テスは、自分が怒っているのは金の問題ではなく、20年力を注いできたチンソンを大きくしたいと熱望しているからだ、あの娘が嫁になるなど絶対に認めないと話す。その日もチラシを持って営業に出たファンとウンソンは、前日思いついたアイデアを実現させるために動くが失敗に終わる。しかし、そこから二人は次々に団体で配達できる場所を思いつくのだった。ジュンセは、スクチャが遺言を残しても法的に家族に渡る財産がある事をウンソンに教えて罪悪感を抱く必要はないと話し、それでもファンが2号店で働くのは会社を奪われたくないからだろうと教える。スンミは約束どおり写真を持って待ち合わせ場所に現れたウンソンに、ネットでウヌを捜してはどうかと提案する。そして、ファンにお金がなくても彼さえ居てくれればそれだけで嬉しい、お祖母さんがウンソンに財産を譲ると聞いた時、自分の借りをお祖母さんが代わりに返してくれた気がした、私たちを恨んでいるにも拘らず自分たちの関係を黙っていてくれている事には感謝していると話し、そんなにファンが好きかと訊くウンソンに、彼は私にとって水であり空気であり大地なのだと答える。その頃、ヨンソクはウヌを甥のハン・ウンジェと紹介してファンにウヌの世話を頼み、ファンは同じような弟を持つウンソンを思ってウヌの面倒をみるのだった。一方、ソンヒから高速ターミナルへ来るよう指示を受けたピョンジュンは偶然バスに乗るウンソンを見かけ、必死になってバスを追いかける。

■18話
バスターミナルへ現れたピョンジュンは、バスに乗るウンソンを見たからソウルに残って捜すと言う。ソンヒは、ウンソンがアメリカに居るフリまでしていたのなら余計に捜すべきではない、なぜ娘の気持ちが分からないのかと言うが、ピョンジュンは、ウンソンにから直接消えてくれと言われたなら永遠に姿を隠すつもりだ、父親として二人に何があったのかも知らずに隠れて生きるわけにはいかないと言い切る。その頃、ジュンセは父から、あの娘には会うな、立地条件の悪い2号店の売上はそう簡単に上がらない、配達サービスで20%売上をあげるためにソルロンタンを何杯売らなければならないと思うのか、絶対上手くいくわけがないし、あの娘の顔など見たくもない、付き合いを止めないなら息子とは認めないと言われていた。スンミはネットでウヌの捜索を呼び掛けようとするが、ソンヒから止められ、ピョンジュンがウンソンを捜し始めたと知らされる。スンミは、ウヌを捜す事でウンソンに誠意を見せれば、ファンの気持ちに気づいたとしても優しいウンソンなら引いてくれると思ったと話し、ファンがウンソンを好きだと知ったソンヒは驚く。ファンとウンソンはアイデアを出し合って営業を進め、ジュンセは納品先を紹介しようかと言うが、ウンソンは、ファンと二人で頑張ると楽しそうに話すのだった。客に対して怒りを我慢するファンを見たウンソンは屋上にいるファンの所へ行き、客に対する不満をまくし立てる。ファンは過去に同じ事をした自分に言っているのかと言い、そうではないと知って「お前が俺の味方になるはずないのに」とつぶやく。ウンソンは微妙な空気をふっ切るように「パートナーだから!」と言い、その後ファンは店長から正社員として認められる。その日はファンの父の命日で、事故当時の事はファンしか知らないため、スクチャは、死ぬ前に息子がどんなふうに亡くなったのか知りたい、何か思い出したら話してくれとファンに言って部屋で息子の写真を抱きしめながら涙を流す。ファンもまた人知れず涙を流し、ウンソンはそんなファンを見つめる。翌日、ファンが資料を送っていた工場と契約を結んだファンとウンソンは喜ぶが、ジュンセが先輩である社長に頼んでいた事が明らかになり、ファンは怒って契約を取り消すと言う。ウンソンは、資料を見て検討している時にジュンセさんから連絡をもらったと社長が言っていたではないかと言うがファンは聞き入れず、ジュンセの助けを受けてまで売上をUPさせたいのか、手段を選ばず、そこまでして遺産がほしいのかと言い、怒ったウンソンは車を降りてしまう。しかし、ウンソンがトラックに轢かれそうになり、父が事故に遭った場面を思い出したファンは咄嗟にウンソンを抱き寄せて助けるのだった。イニョンに会うためにジュンセのレストランを訪ねるウンソンは、ジュンセに、気持ちは嬉しいが紹介するのはこれっきりにしてほしいと話す。同じ頃、再びヨンソクからウヌを預かるよう頼まれたファンは、知り合いの弟も同じ病気でピアノが好きらしい、ピアノは嫌わないから羨ましい、お前は自分を嫌う人を好きになる気持ちが分かるか、知り合いにスパイのように正体不明の女がいるが一緒にいるとそれを忘れてしまうのだと一方的にウヌに話す。ウンソンはイニョンから言われた"お金が目的で遺産をもらうのだろう"という言葉と、変わりつつあるファンに対する自分の気持の変化から、遺産を受け取るのを躊躇し始める。ヘリはそんなウンソンに、ファンを好きになったのかと訊くが、ウンソンは、嫌いな気持ちがなくなっただけだと自分に言い聞かせるように答えるのだった。その頃、スンミは母の携帯にかかってきた電話で、母がウヌを捜していた事を知る。翌日、ウンソンは店に来た父親の友人から声を掛けられる。ピョンジュンが亡くなった後の事情を知った友人は、事故の補償金や生命保険も借金取りに持って行かれたのかとウンソンに訊ね、「死のうとしたが保険の事を思い出した。家族に金を残したいが自殺では保険金がもらえない」と話していたピョンジュンの言葉を伝えて保険について調べるように言う。父が生命保険に入っていた事を確かめたウンソンは、勝手に手続きをしたソンヒに保険金が支払われていた事実を知らされる。

■19話
ソンヒがウヌの後見人となる書類や自分の委任状を持って保険金の手続きをし、電話で自分の代わりに委任状の本人確認までしていたと知ったウンソンは、葬儀の夜に父の後処理のためだと言って委任状を真似て書かされた事を思い出して大きな衝撃を受ける。その頃、スンミは母がウヌを友人の息子と言って捜していた事実を知る。ウンソンが昼に店を出てから夜中になっても戻らないため、ファンはジュンセにウンソンと一緒かと確認し、ウンソンが戻らない事を知らせて携帯番号を教えるように言う。バスから降りるウンソンを見たファンは安堵し、ウンソンに、どれだけ心配させるのか、こんな時間まで何をしていた、俺との約束を忘れたのか、なぜ携帯に出ないのか、お前は俺を混乱させるために生まれてきたのかと怒鳴るが、ウンソンはなぜファンが自分を心配するのかが理解できず、ファンはそんなウンソンに「なぜ心配しちゃいけない?」と言う。家に帰ったウンソンはこれまでのファンの言葉を思い出し、ようやくファンの気持ちに気付くのだった。翌朝、ヘリの電話を聞いたジュンセは、ウンソンの継母がソンヒで、ソンヒが娘とファンの結婚のためにウンソンに関係を口止めさせていた事を知る。食事をしないウンソンを心配するファンだが、ウンソンは、もう私に優しくしないでいい、営業は別々にしよう、私の心配などせず結婚する彼女に優しくするように言ってスンミの名前を出し、ファンを驚かせる。ジュンセは、ファンに昨夜ウンソンを出迎えた礼を伝え、これからはもう彼女を心配する必要はないし好きにもなるな、お前は彼女に奪われたものを奪い返そうとしてるだけで、彼女を傷つけるだけだ、俺はこれ以上彼女を傷つけたくない、彼女は俺の好きな人だ、割り込んでくるなと言う。ソンヒを呼び出したウンソンは父の生命保険について問いただし、本人に会ったのかと心配したソンヒは少し安堵しながら保険金で借金を返したと答え、あなたは自分の手で委任状にサインしたではないかと言う。あれは事故の補償金に関する委任状だと言ったではないかと反論するウンソンだが、ソンヒは、自分は後処理のためだと間違いなく言った、全ての後処理を私にさせて家を出ておいて今さらなにを偉そうにと言うのだった。呆れたウンソンは、保険金はあなたが受け取ればいい、あなたのお陰でお祖母さんの遺産をもらえるのだからそのお金は譲って当然だ、あなたに追い出されなければ私はお祖母さんに出会わなかったのだからチンソンの社長になれるのも全てあなたのお陰だ、お金だけが目的だからソヌ・ファンは諦めないだろうが、それでもスンミが彼を好きなのを口実にするなら、より一層スンミを彼と結婚できないようにしなければならない、こんな目に遭ってまで私がスンミとの関係を黙っていると思うのか、スンミが彼と結婚出来なければあなたのせいだ、ずっと不安を抱いて生きて行けばいいと言い放つ。翌日、店長から仕事に私情を持ち込まないよう注意されたウンソンはファンと共に教会へ出掛け、自分の分も用意しておきながら先に食事するファンに「ほんとに悪い人」とつぶやく。ファンは「悪くてもバカじゃないって書いただろ?」と言ってウンソンを驚かせる。ファンとウンソンが家に戻るのを見届けたソンヒはスンミと一緒にスクチャに会いに行く。ソンヒは、突然の事故で夫を亡くしたが言うタイミングを逃した、その夫の娘がウンソンだ、縁が切れたと思ったがスンミの入社後ウンソンと再会したと話してウンソンをその場に呼ぶ。続けてソンヒはスクチャに、ウンソンと何処で出会ったのかは知らないがウンソンは最初からお祖母さんの正体を知っていたと言ってスクチャの記事が載った雑誌を差し出す。スンミもウンソンがスクチャの話をしていたと同調し、ソンヒは、ずっとファンを思い続けていたスンミの机にはファンの写真を飾っていたからファンの顔を知らないはずはないと言う。ウンソンは父の保険金のために嘘をついているのだと言うが、ソンヒはあっさりそれを認め、家や土地は手放し、保険金や事故の補償金は返済に充てたと言ってウンソンがサインした委任状を差し出し、これで好きに処理しろとウンソンに言われたと言う。さらにウンソンから保険金の事で脅迫までされたと言うソンヒは、ウンソンのせいで大変な経験をさせてしまったとスクチャや家族に謝って帰って行くのだった。ヨンランはスクチャを責めるが、スクチャは荷物をまとめて頭を下げて家を出て行くウンソンを黙ったまま見送る。

■20話
ファンはウンソンを追いかけ、なぜ弁解もせず黙っているのか、このまま出て行けば認める事になると言うが、ウンソンは、違うと言えば信じてくれるのかと逆に問いかけ、もうたくさんだ、お金は怖いし全てがイヤ、終わりにしたいと言って背を向ける。その頃ソンヒは、遺産話はなかった事になるからファンと上手くいく事だけを考えろ、精一杯やったのだから後は天に任せよう、偶然も3度続けば必然になると言うが、まさかウンソンの父親が娘に再会するなんてあり得ない、来週引っ越せば全て上手くいくとスンミに話す。ヘリの家を訪ねるウンソンは、ヨンランとジョン母子の怖さを伝え、スクチャとファンに誤解された事がつらいと話す。ヘリから事情を聞かされたジュンセは、自分がウンソンの事情をお祖母さんに話す手もあるが、それで解決出来る問題ではない、とりあえず明日保険会社でもらった資料を見せるようにと言う。翌朝、ウンソンはスクチャに辞表を出すが、スクチャは、私を馬鹿にしておいて辞表を出して済むと思うのか、勝手は許さない、明日から2号店へ出て会社の運営能力がある事を見せろと言う。そして、人は人を100%信じられるものではないが、私は自分を騙す人間は許さない、お前はスンミの母が言っていた事を認めて逃げるのかと言って辞表を破る。ウンソンは、今までどおり2号店で働く代わりとして、絶対に遺産は受け取らないから遺言状を取り消してほしい、自分は純粋にお祖母さんの意志を継ごうと思ったのではなく他に欲があった、憎まれたり疑われたり申し訳なく思うのに疲れてしまったと話す。その後、ウンソンは本社内で顔を合わせたスンミを責めるが、スンミは、自分は嘘を言った覚えはなく、ただ自分の物を守りたかっただけだと言う。それがファンの事だと知るウンソンは、彼が私を好きだとしたらどうするのか、彼が私を信じたらどうするつもりかと訊ね、さらに、必ず明らかになる時が来るのを待てばいい、でもあなたは本当に彼と結婚の約束をしたのかと言って帰って行く。スンミはファンに会い、前日の事はウンソンが脅してきたから仕方がなかったのだと弁解する。ファンは、本当にウンソンが脅迫したのかと訊ね、彼女は間違いなく自分の顔を知らなかったはずだと言う。そして、自分が信じられないのは彼女と過ごした時間のせいだ、自分がいくら他人に興味がないからと言っても感が働かないほど鈍くはない、彼女は脅迫などしていないと思う、きっと誤解だと話す。疑いを晴らすためには法的な手段に出るしかないとジュンセの助言を受けるウンソンだが、あの人は一筋縄ではいかない人だと言い、あとひと月働きながら考えると答える。そんな中、ファンはウヌに会いに行き、「お前は心のままに生きてるだろ?頭と心が別の方向へ進む時、どっちについて行くべきだと思う?頭ではスパイ(ウンソン)は悪い人だと言うけど心は悪い人じゃないと言う…どうすればいい?」と訊くが、ウヌはピアノを弾きながら「スパイが好き」とだけ言うのだった。翌朝、ウンソンは亡くなった母にもらったネックレスがない事に気付く。出社したウンソンはファンを呼び出し、遺産は受け取らないから安心するように言う。そして、浴室にネックレスがなかったかと尋ねる。その日、初めて店長から給料を渡されたファンはウンソンに20万₩を返し、残りは翌月に返すと言う。そして、祖母へのプレゼントを選んでほしいと頼む。家に帰ったファンは祖母と母にプレゼントを渡し、スクチャは感動して涙を流す。翌朝、ファンはウンソンに自転車を届け、"ネックレスは見つからなかった。女なのに一つしか持ってないのか"と書いた手紙とネックレスを置いて帰る。ウンソンがファンに対する気持ちがあると感じるヘリは、つらい時に力になってくれるのはジュンセだと言ってファンを悪く言うが、ウンソンはファンを庇うのだった。その後ウンソンはファンの手紙の筆跡から、"信じたくなる人"と書かれたメッセージがファンの物だと確信し、涙を流す。教会との契約が決まり、ウンソンはファンの初契約を祝って飲みに誘い、「なぜ人生をかき乱すのかって言ったでしょ。ごめんなさい。もうかき乱さない」と言いながらネックレスを返す。ファンは、プレゼントを選んでくれた礼だと言うが、ウンソンは、「私の人生に関わる人じゃないから返すの。優しくしないでって言ったでしょ」と言うのだった。ファンはスンミとの約束を忘れてひとりで飲み続け、酒に酔ってウンソンに会いに行く。

■21話
ファンは、なぜ人の部屋へ入り込むかと言うウンソンに、「お前が先だろ。(俺の心に)勝手に入り込んでおいて、これさえ拒否して…」と、ネックレスをウンソンの手に握らせて眠ってしまう。一方、ファンと連絡が取れないスンミはヨンソクに電話をするが、そこにいたウヌはスンミの名前に反応する。その日、ソンヒはひとりで引越しを済ませ、翌朝、スンミはジョンからファンの外泊を知らされる。その頃、再び目を覚ましたファンは、ウンソンが朝食の準備をしてすでに家を出ていた事を知る。ウンソンは店に出てきたファンに、今度こんな事があったら警察に通報すると言うが、ファンは、そう言いながらなぜ酔いざましのスープを作ったり布団を掛けたり歯ブラシを置いて行くのかと言うのだった。さらに、お祖母さんの孫だから今回だけは大目に見ると言うウンソンに、なんて事はないのに拒否されたから腹が立って酒を飲んだだけだと話す。そこにスンミが現れ、辞表を出したと言いながらウンソンが店にいるのを見て驚く。同じ頃、ソンヒもウンソンが今も2号店で働いている事を知って驚くが、「お義母さんは騙した人間を許さない」と言うヨンランの言葉に、遺言状を取り消すに違いないと確信する一方で、スクチャが何の行動も起こさない事を気にする。スンミはウンソンが提出したクルーズフェリーへの納品提案書を見つけ、その入札のために二人が一泊で出張に出る事を知る。一方、テスは同じフェリーへ入札するライバル社のパク社長にチンソン側の入札資料を手渡していた。その頃、ウンソンはスクチャに書き直した提案書を見せながら、元々チンソンにいたパク社長とは味の差がないとすれば価格競争になる、それなら地元の食材を使った朝食メニューで差をつけるのはどうかと提案する。母の出身地のために熱く説明するウンソンだが、スクチャは一旦保留とする。ジュンセは、叔父からトンヘのクルーズレストランを任されたとウンソンに話し、一緒に行って協力してほしいと言うが、ウンソンは、実は自分たちも入札予定で、ファンと一緒に行く事になっていると知らせる。顔色を変えるジュンセだが、無料弁護をしている先輩に話をしたから一緒に会いに行こうと誘う。家に帰ったファンはスクチャにウンソンを信じているのかと訊ねるが、スクチャは、他人にはないウンソンの人間性を評価しながらも、最初から自分を知っていたなら話は別だと言って、逆にファンにどう思ったかと訊ねる。そして、クルーズ入札に成功して20%売上UPを実現させたらどうするつもりかと訊ねるファンに、考え中だと答えて本音を明かさない。翌朝、ピョンジュンはイニョンの先輩を訪ね、ウンソンとの事で訊きたい事があると伝言を頼み、数日後また来ると言う。ファンとウンソンはトンヘへ出発し、ウンソンの出した案を採用したスクチャはスンミに書類を持たせてトンヘへ向かわせる。同じ頃、店長は2つ目の提案書で準備するようウンソンに電話で伝え、必要な書類は本社の社員に持たせると知らせる。その社員がスンミと知ったウンソンはぎこちなく言葉を交わし、スンミは母の車で来た事は言わずにタクシーで来たとファンに話す。その日の仕事を終えた3人にジュンセが加わり、ファンはウンソンと二人きりにしないためにジュンセについて行く事にする。ジュンセはクルーズレストランを案内し、2号店の仕事を終えたらヘリと一緒にクルーズレストランをやってみないかとウンソンに話す。夕方、スンミは、脅迫の件はもしかしたら誤解だったのかも知れない、母が誤解を解くために借用書を見つけ出し、債権者にも連絡を取って準備している、私は誤解が解けるのを望んでいるとウンソンに話し、ウンソンは呆れながら、自分も準備中だと答えるのだった。明け方、ファンは暗いうちに散歩に出るウンソンを心配して後をつけ、ウンソンの前に立ちはだかって、「パク・ジュンセとは何もするな。レストランもやめろ、一緒にもいるな、何もするな。俺のそばにいろ!」と言う。ウンソンは、「あの人たちを省いて私たちに何が出来るの?私たちの間にはスンミやジュンセさんがいるし、私を詐欺師だと思っているお祖母さんやお母さん、ジョンがいる。ウヌや父もいる。だからやめて」と言って去って行くが、ウンソンがネックレスをしているの見たファンはウンソンを追いかけ、「止まれ!それが何の関係がある?俺はお前を信じているのに…好きなのに…手に入れたいのに…」と言いながらキスをする。

■22話
ウンソンの「来ないで!」のひと言に、ファンは足を止めて涙を流す。ファンとウンソンは、説明会で地元の食材を使ったメニューを提案し、テスは社長が自分を通さずに書類を作成して現地へ届けさせた事実を遅れて知る。仕事を終えた3人はジュンセと洞窟へ行き、ウンソンを思いやるファンの態度にショックを受けたスンミは倒れてしまう。ファンはスンミを連れてソウルへ戻り、ウンソンと一緒に帰るジュンセは、スンミが嘘をつき通そうとするのは並大抵な心境ではないはずだ、それほどまでしてファンを引き止めたいのだろうと話す。そして、2号店を去る事に後ろめたさを感じるな、スンミは自分を犠牲にしているが君には辛い道を進んでほしくないと話す。イニョンの連絡先を教えてもらえないピョンジュンはソンヒに会い、イニョンに連絡を取ってウンソンの行方を聞いてほしいと頼む。ソンヒは、葬儀後から連絡はないと言われたと答え、自分たちの引越しを伝える。そこでピョンジュンは、もし携帯番号を変えて自分を避けたら俺は自首すると言うのだった。ソウルへ戻ったジュンセはファンを呼び出していきなり2発殴り、1発目は気持ちを隠すために俺を殴った分で、2発目はウンソンを諦めろと言ったのに聞かないからだ、お前は彼女を傷つけると言っただろうと言う。さらに、スンミとは何の関係もないと言うファンに、彼女がどんな気持ちでいると思うのか、彼女以外の人を好きになるなら彼女とキチンと終わらせてからにすべきだ、お前はあの2人の状況を理解しているのか、ウンソンがどんなふうにお前の家を追い出されたか忘れたのか、誤解だなんて安易な考えはやめろ、お前が考えている以上に酷い事になっているのだ、一方に近づくという事はもう一方を信じていない事になる、彼女を信じている以上お前はウンソンに近づくべきではないのだと言う。ネックレスを見たヘリからファンとの関係を疑われるウンソンはファンを好きだと認めるが、今は恋愛などしてる場合ではない、今回の入札がうまくいけば売上は達成できる、お祖母さんに釈明してからチンソンを去るつもりだと言う。一方、ソンヒは寝込むスンミに、お祖母さんが自分の話を信じたならウンソンをそばに置いておくはずはない、他に狙いがあったとしたらどうするつもりかと訊き、ファンを諦めるように言う。しかしスンミは、諦められないから自分はこんな風になった、私をこんなふうにしておいて…と涙を流す。そこでソンヒはテスに会い、ファンもウンソンが好きだと知らせ、万一ウンソンとファンが結婚したらチンソンを大企業するというあなたの夢は崩れ去る、私の望みは娘がファンを失わない事と、娘がファンと結婚した時に手に出来る経済力だ、チンソンが社長の手を離れればウンソンの価値は無くなり、原因がウンソンとなれば家族はウンソンを恨むはずだ、そうなればあなたは望んでいたチンソンを手に出来る、私たちの目指す道は同じだと言う。その頃、ソンヒの話に不審な点はなかったとの調査結果を知らされたスクチャは、前の夫について調べるようソンチョルに命じる。翌日、見つかったネックレスを手にしたウンソンは母親にもらった時の話をし、ファンは同じようなものをしているウヌを思い出して「あいつも自閉症だけど…」とつぶやく。ヨンジェという名で、友人のイトコという点以外はウヌとの共通点も多い事からウンソンは「ウヌみたい」とつぶやき、ファンは会ってみるかと誘う。その後、老夫婦の家へ配達に行くファンは、お金の大切さを理解し、過去の自分を振り返る。ウンソンからクルーズレストランとの契約が決まったと知らされたファンはウンソンを抱きしめて喜び、2人はお互いに慰労しあうが、一方で寂しい表情も見せる。同じくそのニュースを知らされたテスは、売上を達成した以上は遺言状を取り消すようスクチャに言う。しかしスクチャは即答はせず、テスは、反発する他の理事たちをこれ以上説得するのは無理だし自分も受け入れないと言ってスクチャを激怒させる。ソンヒは証券会社を訪れ、チンソンの株価を訊ねた後、「チンソンの社長が会って間もない子に経営権を譲ると聞いたのに株価は下がっていないようね」と話す。ファンは仕事の引き継ぎをするウンソンに、スンミと話し合って誤解を解くべきだ、言いたい事は遠慮せず言えと言うが、ウンソンは、スンミとは話はない、私がいくら違うと言ってもスンミとの歴史があるからあなたは私を信じられないはずだ、私は二度と彼女を信じる事は出来ないと話す。そして、お祖母さんの誤解を解くためにいつか戻って来るが、それまではもう来ないと言う。夜、スクチャは激しい頭痛に襲われ、自宅で倒れてしまう。同じ頃、ファンは祝杯をあげるために店長たちを連れてヨンスクのバーへ到着する。ファンは作曲に熱中するウヌに、自分の好きなスパイを連れてきた、お前に会わせるために連れて来たのだから一緒に行こう、ピアノを弾いたらチョコ牛乳を買いに行こうと説得するが、その時、スクチャが倒れたとの知らせが入る。

■23話
医師から手術の成功と同時にアルツハイマーの初期段階だと知らされた家族は動揺し、ファンはそれを黙っていたソンチョルを責める。ソンチョルは、家族は自分に関心を持っていないから黙っているよう社長に言われたと答え、第一そんな家族に誰が病気の話をする気になるのかと言い返す。そこへウンソンが現れ、ファンは、ケガをした時にCTを撮ったならお前は知っていたはずだとウンソンを責めるが、ウンソンは、医師からケガ以外の事は聞いていないと答える。そして、ファンから今回の出血は過去のケガが原因だと知らされ、スクチャと出会った時の事を初めてファンに話す。ソンチョルは、ケガをした場所こそスクチャの出発点であり、何かを決断すべき時はそこで初心に戻っていたと教える。何を決断するためにそこへ行ったのかを孫である自分になぜ黙っていたのかと言うファンだが、ソンチョルは、当時、社長が必要としていたのは信頼だったと言うのだった。目を覚ましたスクチャはファンに入札の成功を確かめ、ようやく物心が付いたようだと安心する。しかし翌朝、スクチャは合併症による肺炎を起こして意識を失い、その事はテスを通じてソンヒに知らされる。ソンヒは、認知症と診断された後に遺言状が作成されたなら会社運営の資格がないというこれ以上の証拠はないと話し、回復すればそれで追い詰めればいいし、もし亡くなっても遺言状の無効を訴えてウンソンを追い詰めればいいのだと言う。家に帰ったソンヒは、スクチャが昏睡状態になったとスンミに知らせ、このまま亡くなれば全てが解決する、社長さえ居なくなればウンソンとファンの縁は切れ、遺言状のためにウンソンは仇になるのだと話す。ジュンセと一緒にスクチャに面会しに行くウンソンだが、ヨンランから詰られ、追い返されてしまう。ウンソンは、こんな事になるなら全てスンミの嘘だと話しておくべきだったと言い、あんなに侮辱されてもなぜここに居るのかと言うジュンセに、私を侮辱しているのはあの二人ではなくスンミ親子だ、今は私に人生を譲ろうとしたお祖母さんのそばを離れるわけにはいかない、ごめんなさいと言ってその場に残る。翌日、ソンヒは記者に電話してスクチャの状況を伝え、ネットにはチンソンの危機を報じる記事であふれる。そこでテスは、社長が亡くなれば遺産はあの娘に渡ってしまうと家族に話し、そうなってからでは時間が掛かるし世間に知られたら会社のイメージが悪くなる、その前に遺言状の無効訴訟を起こすよう勧めるが、ファンは、お祖母さんが生きている間はそれは出来ないときっぱり断る。それを聞いていたウンソンは、遺産は受け取らないとお祖母さんと約束した、どうすれば信じてもらえるのかと言い、ファンはウンソンを連れ出して、今自分たちに出来る事は何もない、ただでさえつらいのに、自分が何もしてやれない事まで痛感させないでくれと言う。その夜、家族を家に帰らせたファンはウンソンを病室に招き入れる。ウンソンは、お祖母さんの顔は知らなかった、ファンの事も名前だけは聞いていたがそれ以外は知らなかった、私はお祖母さんに出会えて本当に嬉しかった、ずっと孤独だったが、お祖母さんに抱きしめられて寂しくなくなったし辛くもなくなったと言いながら涙を流す。ウンソンはファンに礼を伝え、あなたもお祖母さんに言うべき事があるはずだと促す。ファンはスクチャの手を握って父親の死の経緯を打ち明け、今まで言えなかった事を泣きながら謝る。その後ファンは、祖母が自分を通して父を見ているのが耐えられなくて悪態をつくしかなかったのだとウンソンに話し、ウンソンは、「馬鹿な人でも悪い人でもないと言ったでしょ。もっと早くお祖母さんに言えばよかったのに…なぜ苦しみの中で生きて来たの」と言いながらファンを抱きしめる。その様子を見てショックを受けたジュンセはヒョンジンを飲みに誘い、飲み会の席に顔を出す。ジュンセはピョンジュンに、好きな人に好きな相手がいる苦しい気持ちを打ち明け、ピョンジュンは、若い男は女のために生き、父になれば子供のために生きるのだと理解を示す。そして、本当は君に頼みがあったのだが…と言うのだった。ウンソンが無実を証明するためにジュンセと動いていると知らされたスンミは病院へ向かうが、「お祖母さんは誤解していない。お前を信じていた」とウンソンに話すファンをドアの外から見て、より大きなショックを受ける。翌朝、ファンとウンソンが目を覚ますと、スクチャはうなずきながら二人を見ていた。

■24話
スクチャの回復を家族は心から喜ぶ。ウンソンもスクチャの回復をヘリに報告するが、ジュンセにレストランの返事しなければならない事を思い出す。その頃、ピョンジュンはジュンセの家で目を覚まし、昨夜の頼み事はまた改めて連絡すると話す。一方、家に帰ったスンミは、スクチャの意識回復とウンソンが訴えるつもりでいる事を母に知らせるが、ソンヒは少しも動じない。その後、ファンはスンミに、自分は今まで誰かを好きになった事はないと切り出し、ウンソンが好きだと認める。そして、記憶をたどって確信したスンミの嘘(スンミが部屋にファンの写真を飾ったのは前の家に引越した時が初めてだと言った事、ウンソンがファンを知っていたならクラブで会った時にスンミの家にカバンを置いて来たと言ったはず、あの時はまだスクチャに出会う前だからウンソンはファンを知らないフリをする必要はなかった、携帯を変えて連絡を絶ったのはスンミが先だった事)を挙げ、自分自身で収拾をつけるように言い、スンミの気持ちは受け入れられないとキッパリ言う。一方、ウンソンはジュンセにクルーズレストランの仕事は出来ないと返事し、ウヌが見つかるまで待ってほしいと言った約束も守る自信がないと言う。ジュンセは、ファンのために自分の気持ちが負担なのか、ファンの片想いであるよう願っていた、なぜよりによってファンなのか、なぜ自分より優しく幸せに出来るわけでも思い切り愛せる相手でもないファンなのかと言うが、ウンソンは、彼と付き合うなど考えていない、ただあなたに対して申し訳なく感じるようになってしまったのだと言う。さらにジュンセは、状況が落ち着くまで自分に出来る限りの事をしながら見守るのが君のためだと思ったし自分の事で負担を掛けるのはやめようと思った、ファンに心を動かすと分かっていたらただ待つ事はしなかった、怒る資格がないのに怒ったり抱きしめる資格がないのに抱きしめたいと思う事や離れていく人をただ見ているしかない者の気持ちは君には分からない、でも君の事は今でも心配だと話す。ウンソンの帰りを待っていたスンミは、良心を捨てた私は彼なしでは生きていけない、あなたさえ居なければ彼は私から離れない、もし彼があなたを選んだら私はあなたの前で死ぬ、どうか助けてと涙で訴える。工場長から食材の質が落ちたと知らされたスクチャはテスを呼び出して事情を訊くが、テスは、遺言状の事が世間に流れた事を明かし、資金面でキツイため、会社の状況が安定するまで食材の質を落とす事を了承してほしいと言う。しかしスクチャは、客を騙すわけにはいかない、すぐに最上級の物に戻すよう命じる。テスはスクチャを解任させるための臨時株主総会の準備を着々と進める中、スクチャは退院する。ヘリの事でソンヒに連絡を取るピョンジュンだが、両親と海外へ移住したらしいと言うソンヒの言葉に、ようやくソンヒに対して疑問を持ち始める。翌朝、スクチャの家を訪ねるテスは、代表理事解任案を採決するために臨時株主総会が開催される事を知らせ、他の理事や自分も賛成したと言う。驚いたファンは、あまりにも急な資金難を疑問に感じ、スンミに財務帳簿が見たいと話す一方で株主たちに会いに行くが、誰にも相手にされない。店長たちは社員の給料削減を提案し、社員の持ち株を集めようと決めてファンに話す。その頃、ソンヒはスンミに、スクチャから経営権を奪えば遺言状は取り消される、ウンソンのせいで会社を奪われたとなればファンはまた留学に行くはずだと言って、スンミについて行くように言う。ファンは工場に従業員を集めてもらい、スクチャの会社に対する思いを誠実に話し、株主を説得するために協力してほしいと深々と頭を下げる。店長は「彼にお金を投げつけられたのは僕です。しかし今は彼を信じています」と言って2号店の全員の同意書をファンに手渡し、従業員たちは次々に同意書と持っている株を提供すると手を挙げるのだった。その後、動画を見た他の従業員たちからも続々と同意書が届く。スンミはファンに言われたとおり会計帳簿をコピーするが、同時に隠し帳簿と工場地の売買契約書を発見する。その頃ジュンセは、父から買い足した自分名義の株の持ち分を知らされ、総会で代表理事解任に賛成しろと命じられていた。テスはどうやってお金を工面したのかと訊くジュンセに、お前が味方についてくれないと自分は終わる、自分が会社を任されたらすぐに会社に金を返す、社長のやり方は時代錯誤だし会社は慈善ではやっていけない、何より認知症では会社の運営資格はないのだと言う。そして、出来ないと断るジュンセに、社長の解任に賛成しない場合、お前は自らの手で父の命を終わらせるのだと言うのだった。一方、ファンは6割の社員が給料削減に同意したとスクチャに報告し、もし解任になったとしても負けないでと元気づける。ファンに帳簿は見つからなかったと話したスンミだが、ジュンセを呼び出して帳簿のコピーを見せ、これにテスが関与していると知らせた上で、もしスクチャが代表理事を解任されなければ、この2重帳簿を明日ネットで公開すると脅す。翌日、スクチャは工場長と一緒に会場入りし、遅れてジュンセが姿を現す。

■25話
賛成に○をしたジュンセだが、そこへ、従業員の代表としてファンとウンソンが駆け込んで来る。発言を許されたファンは、従業員の8割が半年間の給与削減を承知した同意書と、株を持つ従業員が書いた社長解任に反対する委任状を手にして、従業員が望み愛する社長の解任を考えなおしてほしいと言って株主たちに頭を下げる。社長解任案は否決され、テスは投票用紙を握りつぶしたジュンセを裏切り者と罵るが、ジュンセは、ファンとウンソンを見た瞬間とても恥ずかしかった、一生自分自信を恥じながら生きるわけにはいかない、これで父さんを救ったと思っている、どうしようもなかったのだと話す。ウンソンから事情を知らされたヘリは、つらい時にひとりでいるであろうジュンセを不憫に思って、遠ざけたウンソンを軽く責め、ウンソンの部屋を借りるお金はジュンセが出したのだと口を滑らせる。スンミから連絡を受けたソンヒはテスに会い、息子を説得しきれなかった事を責めるが、テスは、自分は息子に負けたのではなく社長に負けたのだと言い、罰は自分ひとりで受けるから心配しないように言う。スンミはジュンセに会いに行くが、ジュンセは、二重帳簿の事で脅された事は口外しないと言い、酒をあおるスンミに、きちんと呼吸が出来ているか、息が詰まって死んでしまう前に気持ちをぶちまけてはどうか、これ以上我慢するのは愚かであり後悔すると言う。スンミは、あなたが私を愚かだと思っている事もウンソンが私を恥知らずだと思っている事も分かっている、彼がどんなに私に失望し愛想を尽かすかと思うと怖いがどうしようもない、ぶちまけて済む問題ではないから自分はこうしているしかない、もう彼に会いたくても会いに行けないし、目が覚めなきゃいいと思いながらも目覚めたら彼の事を一番に考えそうだと涙で語り、家に帰って、どこまで真実を話すべきかと母に言いながら眠りにつく。翌朝、ジュンセはスクチャに頭を下げて詫び、心情を察して礼を言うスクチャに、愚かな事をしてしまった父が自ら会社を去れるよう手助けをしてほしいと頼む。テスは出社したスクチャに辞表を出して自首すると伝えるが、スクチャは、お前が受けるべき罰はジュンセが受けた、ジュンセに免じて見逃すから会社のお金を返すようにと言い、今までの功績を労って送り出す。出社したファンは、ジュンセを心配するウンソンに家で会ったと教え、ジュンセの辛さを思って泣くウンソンに、「俺の前でヒョンのために泣くな!」と言う。しかし、ウンソンは今までジュンセにしてもらった数々の出来事を話し、その人がつらい思いをしているのに平気でいられるわけがないと言い、ファンは、仕事終わりにスクチャが呼んでいた事を伝えて去って行く。夕方、スクチャは家族の前でウンソンに、来週から本社に出て仕事を覚えるよう命じ、またここで暮らすように言う。しかしウンソンは、遺産は貰わない、会社経営はお金ではなく犠牲と責任だと悟った、自分にはそんな能力もないし怖い、自分はお祖母さんのようには生きられない、一日も早く遺言状を取り消してほしいと言う。そして、孫もいるし従業員の中にもお祖母さんと同じ考えを持つ人がいるかもしれない、自分はお祖母さんのように従業員を愛して生きる自信がない、自分はやりたいメニュー開発の仕事をして平凡に気楽に生きていきたいのだと言ってスクチャを納得させる。ファンの家を出たウンソンは、スンミに気付かないフリをしたままジュンセの元へ急ぎ、自分にしてもらったのと同じように自分も力になりたいとジュンセに言うが、ジュンセは、自分にもプライドがある、同情は断る、自分がした事は好きでやった事でお返ししてもらおうとしたのではないと話すのだった。翌日、ウンソンは店長に辞める事を伝え、ファンには今月で辞めるから残りのお金を返してほしいと言い、ファンは、「俺たちはどうなるんだ?待っていろ、俺のそばにいろと言っただろ?逃げるのか?ヒョンのためだと言うなら俺がヒョンに返してやる。お前にした以上の事をすればいいんだろ?スンミには俺の気持ちと俺が知る限りの真実を話した。スンミには借りがあるから彼女には気持ちの整理がつく時間がいる。だから信じて待ってくれ」と言う。一方、連絡先が切り取られたウヌの捜索ビラを発見したピョンジュンはソンヒを呼び出し、自首をしてウヌとウンソンを捜すと言い、必死にそれを止めるソンヒに、ヘリは孤児だと知らせてソンヒの嘘を暴き、なぜウンソンと連絡しようとするのを阻むのかと言う。しかしソンヒは、全てはあなたが始めた事ではないかと強気で言うのだった。夕方、スンミはファンに電話して今日が自分の誕生日だと知らせ、話があると言ってヨンソクの店に向かうが、その時、ウヌの姿を見かける。

■26話
ウヌに声を掛けようとするスンミだが、ファンの姿を見てさらに驚く。家に帰ったファンは、なぜウンソンが悔しい思いをしながら出て行くのを黙って見ていたのかとスクチャに質問し、スクチャは、簡単に口出しできる内容ではなかったし、あの時は確実な証拠もあったと話し、ファンがスンミの嘘に自然と気付いたように、それぞれにとって時間が必要だったのだと話す。ウンソンはヘリがトンヘへ行ったあと部屋を引き払い、ジュンセとヘリにお金を返して借金をゼロにしてから寮があるレストランで働くつもりだとヘリに話す。ヘリはいっそファンの家に戻るように言うが、ウンソンはそれを拒否し、すっきりさせて再出発するのだと言う。一方、家に帰ったスンミは、ウヌをテグから何処へ連れて行ったのだと母親に訊く。ソンヒは、そんな事をするなら最初にテグに連れて行かない、私も温かい血が流れる人間だ、そこが安全だと知っていたから二度と戻らないと決めた故郷へ連れて行ったのだ、院長夫婦の人柄を知っていたからこそ置いて来たのだと話す。そして、スンミからウヌを見たと知らされ、ウヌをウンソンに渡してソウルを離れようと言われたソンヒは、翌朝ウヌの姿を確かめに行って店を閉める決意をする。その後、ソンヒはウンソンに会ってウヌを見つけたと話す。しかしソンヒは、お父さんのお金を返すからウヌを連れて海外へ行ってくれ、アメリカへ行くと約束すればウヌに会わせると言うのだった。さらに、スンミは私が夫に殴られるのを見て育った、父親の酒や賭け事や暴力に苦しんだスンミはファンの優しさだけが救いだった、私のせいでファンを失わせるわけにはいかないし、スンミは彼なしでは耐えられない、だからあなたが去ってくれ、あなたにはこの国にいなければならない理由はないではないか、決心したら明日の2時に会おう、ただし、この事を誰か話したらウヌには一生会えない、私はウヌの指定後見人だからウヌを何処へ連れて行こうとあなたには文句を言う権利はない、スンミのためなら私に出来ない事はないのだと話し、「もう騙されない。先にウヌに会わせて!」と言うウンソンを黙らせる。翌朝、ファンは目を腫らしたウンソンを心配して事情を訊ねるが、ウンソンは何も言わず、ファンは、これからはジュンセではなく何かあった時は自分に話すように言う。ソンヒはアメリカ行きを承知したウンソンに飛行機のチケットとお金、ウヌのピアノ学校の書類を渡し、ウヌには明後日東京で会わせると話す。その頃、スンミは辞表を提出していた。ウンソンはスクチャに会ってプレゼントを渡し、抱きしめながら「元気でいてくださいね」と言って涙を流し、ファンの家族やソンチョルにも挨拶をする。そして、翌日遊びに行こうとファンを誘う。その後、ウンソンはジュンセのレストランに貼られたウヌのビラを片付け、そこまでして自分の事を整理したいのかと言うジュンセに、「このまま置いて行けない…置いておけない私のためだと理解してほしい」と言って、心の中で別れを告げる。夜、ウンソンはヘリにパスポートの置き場所を教えてもらい、いつかまた会って旅行に行こうと話す。翌日、ウンソンはごく平凡なデートを希望してファンと楽しく過ごし、帰って行くファンの背中に向かって別れの挨拶をする。その頃、スクチャはソンチョルから、スンミの父が生存している事や賭け事で全財産を失った事を知らされ、母親の過ちのせいでファンを失いたくないあまりにスンミが嘘をついたのだと確信する。夜、ウンソンは店長に辞表を提出し、スンミはファンとの思い出を箱にしまい込む。一方、電話したソンヒから10日待つよう言われたピョンジュンは覚悟を決めてジュンセに連絡し、次の日に会う約束をする。翌朝、店長からウンソンが辞めたと知らされたファンは驚いて家へ急行するが、ウンソンが大きなカバンを持って遠くへ行くと言っていたという住人の言葉と、パスポートを探していたというヘリの言葉から、空港へ向かう。その頃、スンミが家に居るため、ソンヒは急きょウヌを連れてきた室長と外で会う事にするが、ウヌは途中で車を降りてしまう。ジュンセに会うピョンジュンは、自分はガス爆発事故で死んだ事になっていると打ち明け、ジュンセとヘリは同時に彼がウンソンの父親だと知るのだった。いち早く空港へ到着したファンはウンソンの腕を掴んで引きとめ、何のために何処へ行くのか話すよう言う。そこにジュンセが駆けつけ、ウンソンは父が生きている事を知らされると同時に、ピョンジュンの姿を見て驚く。

■27話
ウンソンは父との再会を喜び、韓国を離れないとウヌに一生会わせないとソンヒから言われた事を父に知らせる。ウンソンから連絡を受けたソンヒは、ウヌが風邪をひいたため今日の予定は取りやめるが、約束の事は誰にも言わないよう言って電話を切る。すぐに引越したソンヒ宅へ行こうと言うピョンジュンだが、スクチャから電話が掛かり、ウンソン親子はスクチャの家へ行く事になる。車の中でピョンジュンはウンソンがメールの連絡を絶った事を話し、それを聞いていたファンは次々と明らかになるスンミの嘘や行動を知り、スンミに連絡して会おうとメッセージを残す。スクチャは自らをウンソンの祖母だと言ってピョンジュンに挨拶し、ピョンジュンが自首すると言った事からウヌとウンソンを韓国から追い出そうとしたのだろうとソンヒの立場になって話す。そして、本当にソンヒがウヌと一緒に居るのか確かめるため、スンミに内緒で家へ来るようヨンナンに電話させる。一方、ヨンジェが行方不明になりながら放置していたと知ったファンは急いで警察に届けようとするが、ヨンソクは慌てて従弟と言ったのは嘘だったと打ち明ける。その瞬間、ファンはウンソンに連絡しようとするが、確認が先だと思いとどまってウヌを捜しに出る。スクチャはピョンジュとウンソンをソンヒに会わせ、ウヌが何処にいるか白状するよう言うが、ソンヒは、ウンソンに会わせようとしたが何処にいるか分からないと答え、責めるピョンジュンには、あなたが死んだフリしたからこうなったのだと開きなおり、さらに、自分がウヌを捨てたのを見たのかと言う。ソンヒはウヌの行方が分かったら連絡すると言って家へ戻り、ヨンナンは今まで誤解していた事をウンソンに詫びる。その頃、教会でピアノを弾くウヌを見つけたファンは、「コ・ウヌか?」と名前で呼びかけてウヌを抱きしめ、家に連れて行って家族と再会させる。ウヌは、姉さんに会いたければ何も言ってはいけないし、もし電話をしたら姉さんには会えないとお母さんが言ったと話し、さらに、ソンヒの電話番号や車のナンバー、マンション名までスラスラ口にするのだった。一方、ソンチョルが尾行しているとも知らずに家へ戻ったソンヒは急いでスンミの荷物をまとめ、NYへ行くよう説得して家から出ようとするが、そこへウンソンたちが到着する。ピョンジュンは、それでも人間かとソンヒを打とうとするが、ウヌはそれを止め、ソンヒに「お母さんの言うとおりにしたよ。姉さんに会いたいなら、お母さんの言う事を聞かなきゃね」と言うのだった。ウンソンにメールの事で責められたスンミはそれを認め、ピョンジュンに会わせないよう二人をアメリカへ行かせようとしたのはソンヒであり、自分はウヌと会わせて自ら去るつもりだった事を伝える。さらに、ウンソンにとって父親が大切なように、私にとっては彼が同じくらい大切だった、義父は優しくて父親になってくれて本当に嬉しかったがウンソンと仲が良すぎて自分の入り込む隙間がなかった、そんな寂しい思いをした私にとって、私だけに優しい彼が救いだったのだと話す。同じ頃、ソンヒは、ピョンジュンが娘を大切に思うのと同じように私も自分の娘が大切だったから仕方がなかった、保険金は7年間家族のために尽くし、自分とスンミの人生を壊した代価だと考えたとピョンジュンに話す。しかし、ウヌを見つけ出したのがファンだと知らされたソンヒは驚き、「人生最大の失敗は、身勝手な考えで保険金を貰おうとした事であり、さらに大きな失敗はお前に出会った事だ」というピョンジュンの言葉に何も言えなくなる。スンミを責めるファンは、騙しとおせると思ったのか、こうなる前に話せと言ったのにと言い、「ウンソンたちを送ってあげて」と言うスンミの言葉どおり、背を向けて去って行く。その後、バーに立ち寄るファンは、「お前がもっと早くに言ってウヌだと分かっていたら、こんな事にはならなかっただろ!どうして子供を利用するんだ!」と怒鳴ってヨンソクを再び殴りつける。翌日、ピョンジュンはテスに付き添われて自首し、ファンの家族には、ピョンジュンとソンヒは保険金を返せば罪には問われない事が知らされる。しかしファンは、自分ももっと早くまともな人間になっていたら全ての事が起こらずに済んだはずだと言って胸を痛め、スクチャは、良い事も悪い事も全ての行動には代価がついてくるものだと話す。一方、店を閉めて保険金を返すお金を作ったソンヒは家に戻り、それを確認したスンミは、この家も返して出て行こうと話す。明け方、目を覚ましたスンミは母を捜すが、その頃ソンヒは屋上から飛び降りようとしていた。

■28話(最終回)
スンミは、私にはお母さんが必要だ、私のために生きてくれ、私を独りにしないでと泣きながら母親に抱きついて母の自殺を止める。ソンヒは受け取った保険金を全額返し、ピョンジュンにマンションを売ったお金などのを渡す。そして、自分のような人間でも母親と頼ってくれるスンミのために、これから罪を償っていくと話す。一方、スンミはウヌにずっと渡せなかったプレゼントを渡し、ウンソンに母親が死のうとしたち話す。そして、自分が彼をもっと早く諦めていれば母もあんなに欲を出さなかったはずだ、1つの嘘を隠すために嘘を重ねて過ちを犯した母だが自分がそうさせたのだ、本当に申し訳なかったと謝る。その後、スンミはファンに頼んで一緒にバスに乗ってもらい、今までの礼を伝えてウンソンに優しくするように言って別れる。ピョンジュンはソンヒから返されたお金をウンソンに渡し、許しをもらう前にソンヒを去らせた事を知らせ、また料理の勉強を再開させるように言う。スンミとソンヒは静かに引越して行き、その頃、スクチャは10年前に買っていた土地に社宅を建てる仕事をピョンジュンに任せ、引越し費用を渡す。ピョンジュンは受け取れないと言うが、スクチャは、ウンソンは命の恩人であり、ウンソンは楽な生活でないにも拘らず治療費を払ってくれたし世話をしてくれたのだと言い、ピョンジュンは、ウンソンはウヌと一緒に留学に行く事になったと話す。ファンに代わってヨンソクを殴ったウンソンはファンに留学に行く事を伝え、行くなと言うファンに、何日も電話しなかったくせにと言う。自分の責任でもあるために時間が必要だったと言うファンだが、ウンソンは、ウヌにピアノの教育を受けさせ、ピアニストか作曲家として生きて行けるようにしてやらなければいけない、そのためにも行かないといけないと話すのだった。携帯のファンの動画を見たウヌは、「ラーメンの兄さんはスパイが好き。"お前は嫌っている人を好きになる気持ちが分からないだろう"」と、ファンが言っていた言葉をウンソンに伝える。その後、スクチャはウンソンのベッドに寝ているファンに、ウンソンと別れたくなかったら一緒に留学に行けと言い、ファンは家を飛び出す。同じ頃、父親から昔のように気持ちに正直になるよう言われたウンソンも家を飛び出し、ファンを見つけて待ってほしいと伝え、ファンは、自分はお祖母さんを置いて行くわけにはいかない、過去を忘れてしまう病気なら自分に対する悪い記憶や失望させた記憶の代わりに、お祖母さんを愛する孫であり、お祖母さんにとって恥ずかしくない孫としての記憶を残させたい、それにしっかり生きる姿を見せたいのだと話す。翌日、ウンソンはジュンセに会いに行き、自分と父親の分の礼を伝え、ヘリと一緒にトンヘへ出発するジュンセを見送る。ソンチョルに見合いを勧め続けるスクチャだが、彼がひそかにヨンナンを思い続けていたと知り、「嫁の事は心配していたが、お前なら安心だ。分別のない嫁を一生包み込んでやってくれ」と話すのだった。その後、家族を集めたスクチャは遺言状を破って、会社は従業員全員に譲る事に決めたと話し、新たな遺言状をファンに手渡す。その後ファンは、ソルロンタンの匂いが心地よく感じ、父さんが働いていた場所で働きたくなったと、入社を志願した理由を話すが、スクチャは病院のベッドで聞いたファンの告白が事実と知り、泣きながらファンを抱きしめる。その頃、スンミは地方で塾の講師をしながら大学院の編入準備を進め、花屋で働くソンヒと質素に暮らしていた。そんなある日、本社で働くファンはNYへの出店をスクチャに提案する。そして、ウヌにジュースを飲ませながらアメリカから自分にどんなタイミングで電話するかを練習させる。ウンソンは「冬休みに戻るまで元気でいてください」とスクチャに挨拶し、アメリカへ出発する朝、ファンに連れられてある場所へ向かう。そこはファンと父親が最後に過ごした場所で、ファンはウンソンのためにカレーを作って食べさせるのだった。ウンソンは、会社が終わったらまっすぐ家に帰る事、給料をもらってもお酒を飲み過ぎない事、飲んだ店の女の家のドアを叩いて倒れ込む事がないようにと注意し、「ソヌ・ファン、愛してる」と耳元でささやいてキスをする。(完)




韓国ドラマブログランキング





[ 2009/04/25 00:00 ]  「か行」